シリーズ La vie avec iMac (Mid 2007)

Apogee Duet直列繋ぎはよくないな

 先日到着したApogee Duet、オーディオインターフェイスでありますが、これを私はLaCieのハードディスク経由で繋いで、ああデイジーチェーンでも使えるんだと安心したのでありました。しかし、安心してばかりもいられませんでした。iMacに関しては、Duetをハードディスクの下に繋げるのは得策とはいえない。そう思わせる出来事があったのですね。

 なにがあったのかというと、Duet、これには主電源のスイッチがついていないから、電源切りたいときは、FireWireケーブルを抜くしかないのです。で、それがちょいとまずい。ケーブルを抜くことで、ハードディスクの電圧だかなんだかが変動するんでしょうか。そのタイミングで、ハードディスクがアンマウントされることがあったのです。

 これは、もしかしたらLaCie d2 Quadraの電源を、コンピータに連動させるよう設定してるためかも知れません。一瞬の電圧の変化に、コンピュータの電源が切れたと錯覚して、ハードディスクが電源切れた状態に移行する。いや、わかりませんけど。これを確認するには、電源連動をオフにして、ハードディスクの動作中見計らってDuetを抜くとかしないといけないわけで、正直、こんな危なそうなことやってまで試したいだなんて思いません。

 ハードディスクの検証をしたら、問題がなくて安心しました。で、Duetはといいますと、ちょうどあまっていたFireWire 400のポートに接続することにしました。

 Apogee Duetは、MacBook Proで使うために買ったのですが、ポートの数の関係上、ハードディスクの下に繋げることとなるのですが、こちらでは起動中に抜き差しすることはないでしょうから、上記のような問題は出ないでしょう。でも、もしハードディスクから供給される電源が不安定だとか、あるいは転送速度の問題から録音が不安定だとか、そういうことがあったら、ハードディスクをUSBで繋ぐとかしないといけなくなるんでしょうね。なんか、USB使うのはいやだなあ。なんで、FireWire 800と400をふたつとか、あるいはeSATAを用意しておいてくれるとか、そういう仕様になってないのだろう。ちょっと不満に思っています。


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公開日:2010.05.02
最終更新日:2010.05.02
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