Windowsがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

Windowsがやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!

 私、つい今日の今日まで勘違いしてたんですが、A Hard Day's Nightの邦題って『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』なんですね。ずっと、やって来たかと思っていました。ちょっとした思い違いではありますが、この違いって結構大きいと思います。だってやって来たじゃビートルズを過去の事象としてしか見ていないのが明らかで、それに比べてやって来るという表現の臨場感。まさに日本中がビートルズを待ち焦がれていた、というそういう熱気まで伝わってくるようじゃありませんか。

 えーと、この文書のタイトルがやって来るじゃなくてやって来たというのには、他意はありませんから。この場合、単に事実を告げているというか、まあそれ以上の思惑があってのことではありません。一応、あしからず。

Windowsマシンの購入

 Windowsの動く機械が欲しいといいだしたのは、どうも3月10日のことだったようでして、ええ、私はたまに熱病に浮かされたように、Windowsが欲しいと思うときがあるんです。なんでか、といいましてもあんまり褒められたような話じゃないんですが、まあMacintoshじゃできないことをやりたいなと思ったときに欲しくなるわけです。で、この度それが起こった。

 この話を職場ですると、Windows大嫌いのいまいさんがどうしてなんていわれたりして、いったい私って普段どんな風に思われてるんだろう。別にWindowsが嫌いで、Macintoshが大好き、Linuxも好きとかそういうわけじゃないんですが、どうも誤解があるようで、ええと、私はコンピュータ全般が嫌いです。便利なのは認めるけれど、はっきりいって面倒くさい。まあそれなりのメリットがあるから使うわけですが、どうもそういう時間が無駄に思えることもあって、しかも機械は壊れますからね。壊れればデータはパーになって、今までの蓄積も水の泡か!? けどコンピュータのない暮らしにも戻れないから復旧するわけだけど、それがまた一日がかり。ぐわあ、もうコンピュータなんて捨ててしまいたいよ。コンピュータに振り回されない暮らしが欲しい――。

 そんな風に考える私ですが、どうにもコンピュータとは縁が切れず、今もコンピュータ関係の仕事の末席にあって、端末のセッティングしたり、ソフトのインストールしたり、設定変更しまくったり、データ入力したり、HTML書いたり、プログラム書いたり、データベースの面倒見たり、LANケーブルをつくったり、とれたキートップをはめにいったり、もううんざりだ! 以前からコンピュータに縁のない仕事に就きたいと思っているのに、なんでかやっぱり機械との縁は切れず、ええ、これこそが腐れ縁というものだと思います。

 で、こんなに面倒くさくうっとうしいコンピュータですが、私にとってそうした面倒が一番少ないのが、Macintoshだったんですね。最高だとはいいません。でもストレスのないコンピューティングをと考えれば、Macintoshはよりよい環境であると思うのです。シェアが少ないから攻撃されにくいという特性もありますが、それ以上に、根本的な思想を理解すれば物事がスムーズに運ぶ。ええ、ぐちゃぐちゃわけのわからんことをやらされるという感覚が少ないコンピュータがMacintoshであると思っています。

 じゃあ、なんでWindowsなのか。さっきもいいましたが、Macintoshではできないことがあるんですよ。だからWindowsも欲しいと思った。それだけのことです。

やりたいことってなんじゃ

 職場の別の人に、Windowsなマシンが欲しいんですといったら、萌えの研究ですかなんていわれたりして、いったい私って普段どんな風に思われてるんだろう。いや、大正解です。萌えの研究にWindowsが不可欠であったのですよ。

 私はこの三月にweb拍手を設置したわけですが、順調に拍手してくださる方は多くて嬉しい反面、まとまった数を呼び込めないという思いもあって、やっぱりなにか拍手カウントを増やす方策を講じるべきかも知れないって考えまして、それがweb拍手を設置して一週間目の総括においての結論でありました。

 ええ、萌え絵ですよ。あの更新では冗談みたいにいってましたが、私珍しくやる気です。でした。無理かもといいながらも、コピーの裏紙に色々書いては模索して、駄目だ駄目だ駄目だと、ステレオタイプな陶芸家みたいに没にしているんです。

 さて、ここで総括の日付に注目してください。3月8日でした。Windowsマシンを欲しいと思ったのは3月10日でした。ええ、この二日三日の間に、Windowsに対する希求は最高潮に達したのでした。そして、3月14日には発注したのであります。

マシンを選択するまでの紆余曲折

 最初はエプソンダイレクト製のノートを買おうと思っていたのでした。76,650円からのノートがあるのを知って、これいいかもって思ったんでした。それで色々構成を考えたりしていたんですが、やっぱりある程度メモリを積んでとか考えたら、十万くらいにはなるんですよね。決して安い買い物じゃないから、やめようかななんて一度は思ったのでした。

 友人から情報をいただきました。ソーテック69,800円からだそうです。そういえば、ソーテックは品質向上を謳って鋭意努力中だったはず、けれどその実態はどうなんだろうと思わず聞いたら、ちょっとあんまり乗り気になれない情報をもらったりなんかしましてね、ええいろいろ、ソーテックどころかコンピュータそのものに対するモチベーションが下がりました。

 私はWindowsマシンを買ったからといって、それほどハードに使おうってわけじゃないので、安いエントリー機でいいのですが、でもあんまりグラフィックがしょぼかったりしても困る。主目的である、萌えの研究に支障が出る。けど、グラフィックに凝ると値が張る。このせめぎ合いの中、一時はVirtual PCに手を出そうかとまで思いましたが、そんなとき親切な方が、今の私の境遇にうってつけのプログラムがDellにはあると教えてくださったのでした。

 そんなわけで、Dellを検討しました。確かに安いようです。Inspiron 6000というのがよいように思えました。構成によっては、ビデオコントローラにATI MOBILITYTMRADEON(R)X300 128MB DDRを選べるというのも、魅力的に思えました。

 なので、PCの受け取りを職場で行えるよう、上司に掛け合って許可をもらって、Dellのオーナーになると決めたのでした。

 以下、次回を刮目して待て!


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公開日:2005.03.24
最終更新日:2005.03.26
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