カルドセプト エキスパンション

第二章:油断、失策が続く

 第二戦はセバスチャン戦。このあたりの敵相手なら、普通のプレイでも初期ブック程度で蹴散らしているわけで、そういう意味ではいつもと変わりない戦いだ。

 序盤、クク、セバスチャンともに、思うように土地をとれず、属性違いの土地にクリーチャーをばらまいている程度にとどまっている。しかし、この属性違いの土地というのが問題。セバスチャンのブックは水地属性、つまりこちらの属性である火風属性の土地がセバスに押さえられているわけだ。というわけで、戦いが発生することは必至。相手の妨害を考えなければならない。

 セバスが自分から攻撃してくることはほとんどないので、防具は残す必要がないと判断。シャッターを引けば、同じ理由から、セバスの防具を狙って破壊してゆく。チェインメイルにレザーアーマーまでを破壊して、こちらの手札にはグレムリン、ハーピー、ウィンドカッターと、攻撃に適したカードが集まっていた。
 しかし、おいそれと戦闘が発生するわけでもなく、だらだらと進行。その間に、連鎖が出来ないまま、東エリアの土地に配置していたミノタウロスをレベル3にあげる。しかし、このままでは決め手に欠けるのも事実。次周回に、意地と気合いでドラゴンフライを召喚。二連鎖にした。

 セバス側はというと、序盤のうちに、西エリアに配置していたリザードマンにグロースボディをかけた後、土地レベルを2に。しかし、今の時点では脅威にもならない。気にしない。その後、西エリア地属性土地にドルイドを召喚し、土地レベルを2にあげた。
 しかし、ドルイドのまわりには、取りあえずばらまいておいたゴブリンとウルフがいるので、セバスがこれ以上連鎖を伸ばすことはないだろう。

 中盤に入り、動きが出始めた。徐々にレベルをあげていたとき、セバスが、レベル3にあげたミノタウロスの土地に踏み込んだ。適当にあげた土地に踏み込んでくれて、実にラッキー。この収入を元手に、さらに土地レベルをあげる。

 26ラウンド目にはいって、そこに止まってしまったというだけの理由でレベル4にあげたミノタウロスの土地に、早速セバスチャンが突っ込んできてくれた。ここはつい先ほど、レベル3にあげた時点でセバスを捉えた地である。ミノタウロス、今回のMVCは彼に間違いないだろう。

 しかし、こうしてちまちまと通行料を稼いでいても仕方がない。土地の連鎖を増やそうとすると、西エリア火属性土地のリザードマンとマーフォークが、東エリア風属性土地のファイターが邪魔になる。ファイターの土地には止まったものの、手元にはグレムリン、ハーピー、ウィンドカッター。相手が防具を持っていることは分かっているので、ここは見送り。武器アイテムがあればなんとかなった状況だが、仕方がない。

 30ラウンド、西エリア、マーフォークの守る火属性土地にとまる。しかも、さっきとは違いロングソードが手元にある。絶好の機会とハーピーを差し向けた。セバスがレザーアーマーを持っていることは分かっているので、もったいないとは思いながらもロングソードを装備させ、土地をむしり取った。次ラウンド、ダイス目が1。リザードマンの土地に踏み込んでしまう。先制には先制で対抗、またハーピーを差し向けるがバックラーにしてやられる。ああ、けちらずウィンドカッターを出しとけばよかった。

 ホーリーワード1を引き、東エリア、ドラゴンフライを置いた火属性土地をレベル4に。音楽が変わって、もう戦いも終盤だ。

 次の周回で、さっきマーフォークを降したハーピーの土地に止まり、交換要員としておいておいたピラーフレイムと交換。次のラウンドでまた1を出してしまい、リザードマンにリベンジのチャンス。ハーピーを差し向けウィンドカッターを装備させるが、セバスはスリングを使用。リザードマン生き残り、ハーピーが負けた。
 まったくの失策の連続。セバス相手だからどうにかなったものの、後半戦の連中相手にこんな戦いでは勝ち目がない。反省。

 絶好のチャンス到来。セバスがレベル4ミノタウロスの一マス前に止まった。さっそくホーリーワード1を使用。通行料はセバスの魔力を上回っている。勝ちは決まったとダイスを振ったら、行く先はレベル3パイレート。通行料108Gをむしりとられながらも、セバスチャンから720G取り返す。セバスチャンは、ほこらのお告げ「護符獲得」によって得た護符を放出。出来れば土地を放出して欲しかったところだが、とにかくこれで規定魔力達成。
 帰城、勝利した。

今回の獲得カード

 オーディンランス使いてえなあ。


第三章:完璧な勝利、だがまだまだ序盤

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公開日:2000.09.23
最終更新日:2001.09.02
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