最終更新日：2009.10.01
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『ラブプラス』の友達パートが終わって、恋人パートに入った。その時、最初に私を驚かせたのは、電源を入れた最初の画面、すすきを背景に立つ浴衣の凛子の姿でした。9月の頭、まだ季節は夏の気配を濃厚に残して、そして目の前には夏を感じさせる装い。浴衣のきみは尾花の簪
。ああ、いいなあ、こういう感じって思ったものでした。
しかし、この時、私はまだ思い違いをしていたのでした。背景はすすき、秋。だから、これは、春夏秋冬、四種類用意されてるんだろう、そんな風に思っていたのですね。
甘かった！ 四種類じゃないよ。どうやらこれは十二種類あると思われて、そう、今日、10月1日。凛子の立つ窓、その背景が変わったのです。
10月は衣替え、そうしたことも私は忘れてしまっていて、凛子から指摘されて、ああ、衣替えかってようやく思い出したくらいです。しかしその前に風景の違いにはっとさせられて、紅葉の季節。地面に散った紅い葉に、一気に秋が深まったかのように思った。素敵だなって思った。日々の暮らしに紛れさせて忘れてしまいがちの季節の移ろいを、こうしてゲームに知らされる。ああ、実際の、私を取り巻いている季節の風景にも目を向けたいなと思わされる一瞬でありました。
こうした季節を感じさせる演出は、ラブプラスモードの左画面の背景にもあって、9月はトンボが飛んでいました。10月はジャック・オ・ランタンが！ そうか、10月といえばハロウィンなのか。またまた意識していなかったことを思い出させてくれて、こうして私は季節を『ラブプラス』で知っていくのかも知れません。
十月や秋紅葉 の絨毯に紺も鮮やか冬服の君
< 時計の針が時を流しているわけでもなく そっちには僕の声とどいてますか >