Lの季節2

現実界攻略中、香野由香攻略戦やっと序章

 世間では北京オリンピック、女子柔道が話題であるというのに、私はというとそんなのそっちのけで『Lの季節2』をプレイしている。いや、オリンピックも嫌いじゃないのよ。どころか、むしろ好きなんだけれど、でもそれよりも『Lの季節2』の方がもっと重要で、だから今日という日を『Lの季節2』で過ごしたわけだ。他になにかすることないのかといわれると、それこそ『逆転裁判』とかいってしまうようなやつなので、どうかそっとしておいていただきたい。

 さて、現実界を攻略すべく戻ってきたのはいいものの、序章に入るまでにいたらなかったというのが前回のレポートだった。なので今日は少し話を進めてみて、やっと序章を終えることができた。とりあえずSEが使えるようになって、最初の大きなイベントを終わらせましたというところまで進めたわけだ。

 しかし思わぬところで迷い道。それはいかなる状況であったのか。詳しくは本編で!

進捗状況

幻想界
澪泉 双葉エンド (1)、純耶 佳奈エンド (1), (2)クリア
現実界
香野 由香エンド (3), (4), (6)クリア

香野由香攻略戦、誕生日聞き出しで迷う

 第二回目の現実界プレイは、香野由香の攻略に邁進しようというのがテーマ。すべての選択肢で香野由香をちやほやしようというのが心情であるが、同時に既読率も上げようなんて考えているからややこしい。思い返せば、初回の現実界は、天羽さんシフトであったなあ。天羽さん、新聞部にからみそうな選択肢があれば、それを優先させる。そんなやり方でグッドエンドにたどり着けたのだから、ほんと運がよかったよ。というか、バッドエンド直撃の少ないのが『Lの季節』の特徴であるから、別に大げさに扱うような話ではないんだけどね。

 そういえば前作では、感情値が足りていないと星原さんを信じきれずバッドっていうのがあったなあ。いやはや、そういったのも懐かしい。

 前回の記事の時点での進捗は、香野由香に図書館で出会い、『きっと魔法』を音読する場面に遭遇したところ、までだった。だから今回はその後の物語、香野由香が修一の意識を奪うシーンに遭遇し、そして接続され、SEの能力を得る。しかし、この接続されるシーン、あの一連のくだりは素晴らしいと思う。得体の知れない香野に対し、味方になると告げる河瀬。それはもしかしたら記憶を消されないための方便なのかも知れないけれど、しかしあのテキストを読む以上ではそうした風は感じ取れず、むしろその目の前にいる相手の苦しみを和らげたいという気持ちのほとばしりであったように思う。対して、努めてクールに振る舞っていた香野、彼女もまた内面に嵐を抱えていて、その苦しみが表されたあの台詞に触れた時、河瀬ならずともこの人の助けになりたいと思ったよ。自分の存在に対する疑い、不信、不安――。ただ一人苦しんでいた香野のために、安定した場所から出て、ともに闇、深みから抜け出す旅をしようという河瀬。奴は、やっぱりちょっといい男なのかも知れない。

 さて、香野由香の助けになりたいと思った私は、その後の誕生日を調べるというところで別の深みにはまってしまって、それは既読率という闇だ! そう、あの分岐をすべて埋めてやる、しかもコンプリートでだ! と思ってしまったのだな。誕生日聞き出しの分岐は、そのふたつ前のブロックの選択肢、日曜の学校、どこをまわったかということで決定される。まわれる場所は四箇所、それぞれの場所で出会った相手を接続対象に選べるわけだが、実質的に接続できるのは三人。しかしブロックは五つある。まあ、ひとつは香野由香、もうひとつは出会えない星原さんなので、天羽さん、鵜野杜さん、夏原修一が接続相手となるわけだ。

 修一のブロックはコンプリートしやすい。呼び出す、接続を試みて失敗する、再接続するで完了だ。残る二人は、接続にいたるまでにふたつのルートがあり、ひとつはきいろのアシストをうける、もうひとつは自力でがんばる、その両方で接続に失敗しないといけないからちょっと大変だ。

 しかしこの誕生日を調べるイベントは面白い。それぞれのキャラクターの個性が見える、しかも接続し放題。幻想界では、勝手なニューロマンシーの使用は法に触れてしまう行為であるが、なにしろ現実界ではSEが公的には確認されていないわけであるから、法もへったくれもありやしない。そこにあるのはモラルだけ。だからモラリストである河瀬は、接続し放題なのだよ。実際、接続に対する心理的なハードルは現実界の方が低い。気持ちよく接続して、気持ちよく情報を引き出して、気持ちよく証拠を隠滅することができるわけだな。いやまあ、最低な行為のようには思えるけど、これもまた人助けのためだ。いや実際、接続ポイントは法に縛られる幻想界よりも現実界の方が多くしかも多様だ。だから、もう本当に楽しくってだね、誕生日イベントを全部踏破したくなってしまったわけなのだよ。

 なお最初は香野由香、夏原修一という流れだったのが、一通り体験してみて、香野由香、星原さん、鵜野杜さんに落ち着いた。なぜといわれても困る。ただ、どうせなら、綺麗な星原さんに出会えて高揚する香野由香を見て、そして鵜野杜さんに接続するルートが、個人的にベストだったというだけのことだ。そりゃ天羽さんは最高だよ? けれど毎回同じルートを辿っていては、見えないものもあるかも知れない。よって、今回は鵜野杜さんにしたわけだ。

 というわけで、夏原、ごめん。ただ、君に出会えるルートは好きだったよ。なんてったって、東由利さんへの言及があったからな! というわけで、重ねてごめん。けど、後悔も反省もしていない。


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公開日:2008.08.09
最終更新日:2008.08.09
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