Wizardry

ある意味、死ぬよりもいやなこと

Wizardryらしい一撃

 レベルが9に上がり攻撃呪文にも余裕ができた。もうそろそろ地下4階に現れる敵を相手にしてもよいころだろうと、けどここでいう敵というのはあくまでもそこら辺をうろついている敵のことです。とにかく無理はしないがモットーの今回のチャレンジ。焦って突っ込もうにも、冒険者の能力にいささか不安があるためにそれがかなわない。とにかく安全にことが進むよう、注意を払いながらの進行です。

 さて、地下4階にいくには2種類の経路がありますが、より安全を期し、そしてできれば武器防具の充実を図りたい私としては、玄室を守る敵をできるだけ多く倒したいところです。ということで階段ルートを選択。階段ルートは歩く距離が長いので面倒ではあるのですが、パーティの強化を図りたいというときにはこちらの方がきっと向いているかと思います。東西にある小部屋の連なった回廊を抜けながら、とにかく多くの敵を倒し、宝箱を開けて、少しでもいい武器防具をそろえるというのを目的とします。

 しかし地下4階となると、さすがにこれまでとは緊張感が違ってきます。その理由はいろいろありますが、なによりも死にやすさ全滅しやすさが最大のものであるかと思います。なにしろ、地下4階にはブレスを吐き呪文も操るガスドラゴンが生息していて、こいつは地下3階にも出てきますが、地下4階となるとその出現頻度もあがります。こいつに驚かされたら、大量のブレスが降り注ぎ、パーティ壊滅の危機も充分にあり得るという、そういういやな緊張感が漂うのです。

そして事件は起こった

 地下4階を探索して、そろそろ慣れはじめたころの話です。西側の小回廊を無事通り抜け、次は東の大回廊へと戦いの場を移した第1パーティ。目標レベルは11。そんなときにその事件は起こりました。

 扉をけり開けて入ったパーティを驚かせたモンスターがいたのでした。すわ、ガスドラゴンか? ドラゴンパピーか? いや、そうではありませんでした。シルエットは我々人に似て、影のような姿を持つその名もシェイドの一団です。しまった、私は思わずいやな予感にため息をつきました。そうなんです。シェイドはある意味クリティカルヒットよりもいやな能力を持っているのです。それはなにかというと、エナジードレイン。レベルを下げるというこの攻撃は、それまでの苦労を瞬間に無駄にしてくれるために、あらゆるプレイヤーから嫌われています。よりにもよって、その能力を持ったシェイドに驚かされたのです。

 端的に結果を申しましょう。ひとり喰らいました。戦士Butinが1レベルのドレインを受け、このまま戦闘を終えると経験値がひとつ下のレベル――、今回ならレベル9までに下げられてしまう。これを回避するにはMalor逃げという伝統的手段がありますが(これはシステムの裏こそかいているがずるではない、と思う)、私はこの技きらいだし、それにそもそも誰もMalorなんて覚えていない。甘んじてレベルダウンを受けるべく、シェイドを呪文で一掃したのでありました。

 かくして消えた経験値は59,223ポイント。ちょっとげんなりする値だとは思いませんか?


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ノーリセットで駆け抜ける青春:Index 「Wizardry」リセットボタンのない人生(仮)

公開日:2006.09.20
最終更新日:2006.09.21
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