子どもが生まれました

 子どもが生まれました。待望の女の子です。予定日より二週ほど早かったのですが、体重2892gのまったくの健康体。生まれるまでは気が気でなかったので、正直ほっとしました。

 名前は春に生まれたので「桜子」。「さ久羅」にしようかとも思ったのですが、連れ合いの猛反対にあって、桜子に落ち着きました。夏生まれだと「薫子」、秋だと「実子」。冬だけそれらしい名前が思い浮かばなかったので、春生まれに落ち着いてくれてよかった、それも安心のひとつだったりします。

 四月中旬に生まれるということで慌ただしく気ぜわしい毎日でしたが、それでも僕はふらふらしていたところが多くて、少々責められたりもしています。けれど、生まれついての落ち着かない性質のせいもあって、用意、準備の類いはもうだいぶ前に済ませてあったのでいよいよというときには多少余裕があった――のは僕だけなのかも。とにかく、二週間早まった予定にもなんとか対応できたのは、準備とシミュレーションと妻の実家のサポートあってのことだった。やっぱり頼るべきときに頼れるところがあるというのは、いいものだと実感した次第です。

 生まれてすぐの娘を見て思うことではないのかも知れませんが、これからこの子が育っていくなかで起こる事ごとに今から心配がつのるばかりで、生まれる前より生まれてからの方が心が騒がしいです。

 先の見えない不況、閉塞した社会の息苦しさといったものに加え、より進むだろう環境破壊や汚染物質、アレルギー、アトピーという問題は、これからこの子が育つ中で、少なからず関わらざるを得ない問題で、しかもなんとか出来る部分よりもどうにもならない部分のほうが圧倒的に多いとなれば、親としては無力さにため息、です。

 とはいえ、今は無事生まれてくれたことに感謝したい。案ずるより産むが易しとは、いったものです。多くの問題は、この子が育つにつれ解決されるものと、今は信じましょう。


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公開日:2001.04.01
最終更新日:2001.09.02
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