カウンセリング第2回

カウンセリングの2回目にいってきました。前回やったテストの結果が返ってきたので、その検討です。それ見ますと、私に向いてる仕事は診療放射線技師らしい。真面目できちっとしてるところが評価されたかなとのこと。全般に職業特性は技術系に寄っていて、あと福祉や教育系。教育といえば、実は夜間の先生やりたい、ってこれは今回の結果に関係ないのでパスします。

カウンセラーがおっしゃるには、結果を見て安心したよ、あなたはマルチ系だ、ってメイドになりなさいといわれてるわけじゃありませんよ。大抵の職業に対応可能なんだってさ。けど、そんなことはわかってる。けど自分の場合はマルチというより器用貧乏というべきで、なんでもできるからなんにもできないという典型なんです。これ、ちょっとした悩みなんですけどね。

ライフシーン分析というのもありました。文化・教養に関心が高く、次いで経済観念が高く、低いのは社交度。仕事に取り組み意欲については、一番が社会公共性、次が自己価値向上性。一番低いのは金権優位度で、金もうけには興味を示さない。まああたってるなあ。ボランティアでもやるかね。けどボランティアでは食っていけないからなあ。あ、そうそう、おすすめ職業で最下位に入ったのが個人営業。ああ、わかるわ。私が社長になったら、その会社はつぶれます。

笑っちゃうのがストレスでした。10のストレッサーにたいしての、アンダーストレス、適性ストレス、オーバーストレスをはかるのですが、全項目がオーバーストレスってのはどうしたもんでしょう。学生向けの設問にいたっては、7項目で100、つまり振り切っていて、残り2項目が90オーバー、残るひとつが70台です。おーまい。社会人向け設問だと少し値が下がり、90オーバーが5項目、80台が2項目、70台が1、60台が2です。いずれにしてもハイストレス。もっともストレスを受けているのが人間関係で、次が自分への評価。一番低いのは身体ストレスなんですが、だから日雇派遣で肉体労働とかしたら、全項目が振り切れたりするのかも知れません。

社会人向けの結果で精神、身体にかかるストレス度合を見ますと、精神が+40、身体が+15。学生だと+59、+34。あ、あかんわ、智ちゃん……。

ストレスはかかりすぎると毒ですが、かからないのもまた問題で、適度なストレスがないと、充実感が得られなくなったりするんですね。じゃあ、あらゆる項目で高ストレスにさらされてる私です、さぞや充実してるんだろうといったらさにあらず、実はまったく充実感、生きてる! って感じを持ってないんです。世界は、私の外を勝手に流れていっているという空虚感をずっと抱えていて、さらにいうと、漠然と死にたいなあと思ってる。自殺志願じゃなくて、だって積極的に生きようとしない人間が積極的に死のうと思うわけないじゃないですか。だからこのへんは安心なんですが、けれど誰か殺しにきてくれたりはせんもんかなとか思ってる。ヒイロ! 早く私を殺しにいらっしゃい! みたいな感じ。

やばい、最初に思ってた以上に病んだ内容になってる気がしてきたぞ。ま、いいか。かっこつけても仕方がない。

けど不思議なのは、私は自分の自閉症具合を知りたくてカウンセリングうけてるはずなのに、なんで職業探しに話がすれ違ってるんだろう。確かに職業は大切だし、安定雇用が得られれば変わるものもあるだろうけど、けど私の場合はそれ以前の問題として、「なぜ職業獲得に消極的であるのか」問題でしょう。この根本的な闇をはらさなければならないのに、なまじ普通の人のふりばっかりが上手なために、傍目にも壊れていることがはっきりするまで、この煮え切らない状況は持続させられそうな気がします。

ちょっとやばくなってきたのでここでこの話題は打ち切り。次回は場所を変えて、雇用促進センターからお届けいたします、多分。

(初出:2007年10月31日)


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公開日:2008.03.16
最終更新日:2008.03.16
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