こととねの作者ってこんな人

1998年3月22日現在

 1973年11月21日生れ、京都のはずれに生れ、京都のはずれに育つ。

 現在、京都のはずれ在住。

 趣味は多く、色々なものに手を染めては、次へ次へと移ってゆくタイプ、

主な趣味は、

などなどでしょうか。友人の若松氏のいうには、マニアな趣味ならなんでもかかわっている、のだそうな。

 好きなものは、

くらいかな。

 自称、児童文学研究家。お化け研究家とは関係ありません、ちょっとしか。

趣味のうちわけ

文章の読み書き

 読むのが好きなのは、宮澤賢治、夏目漱石、そして不思議の国のアリスのルイス・キャロルでしょうか、探せばもっとありそうだけど。

 賢治が好きなのは、彼の持つ叙情性、民俗的な感覚によるのももちろん大きいのですが、実はそれよりも、詩なんかに顕著に見い出せるんですが、人の内面を深くえぐるような激しい表出、吐露にひかれるんです。

 漱石は、一生懸命仕合せになりたいと思うような人の心が感じられるところでしょうか、漱石のことを暗い暗いという人もいるけど、こんな暗い人生の中からほのかな、心安くいられるような、灯りを見つけようとするひた向きさ、そしてその仕合せの灯しを大切にしたいという想いが見えてくるところに共感を覚えるのです。まあ、一人勝手な読み方、共感でしかないですけど。

 ルイス・キャロルは……一言ではいいきれないですね、彼に関しては言葉にできる理由なんてないような気がする、でも、何かを好きになるのに理由なんているのかしら? なんて突っぱねないで書いてみますと、彼の不幸さかげんでしょうか。どこにも行き着かず、たどり着くこともない愛があるんです。彼が唯一持てた心の安らぐ場所も、晩年には自ら放棄してしまう、そんなまでの一途さがあって、僕には人事とは思われないんです。

 とりあえずこんなです。

 書くのは最近やっていません。昔、児童文学作家になりたかったんですね、それで結構応募とかもしたんですけど、まああとは言わずもがなです。その児童文学作家への努力は、タイピングの早さというかたちで実を結んでいます。

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音楽を聴いたり演奏してみたり

 聴くのが好きなのは、クラシックと広くいわれる分野のではバッハ、バッハ以前、そしてフランス近代でしょうか。フランス近代のなかではラヴェル、サティが、バッハ以前では、ジュズアルドとかマニエリスムの時代の作品や、ペロタン、レオナンのとにかく古いノートルダム楽派とかの多声声楽曲、宗教曲なんかが好きです。

 ポピュラーなものでは、女性による歌が好きです。といっても、ノーマンとかバトルとかじゃなくて、神崎ゆう子お姉さんとか中島みゆきさん、川本真琴さんとか、そういうの。もちろん男性のも好きで聴いたりしますけどね。

音楽のリンク

 あとThe Beatlesかな。

 演奏は、ピアノはごく易しい曲ならひけます。サックスも昔吹いていた記憶があります。最近はリコーダーなんかを吹いていたりもします。歌うのは好きですが、人様には聴かせられないような歌です。

 でも、下手は下手なりというわけでもないですが、演奏してみることによってはじめてわかってくる音楽の側面、姿というのももちろんあって、やっぱり音楽が好きだという以上は、どんなかたちであれ演奏にかかわる必要性は感じます。とか難しいことはいわんでも、とにかく演奏してると楽しい、それだけで充分ですけどね。

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写真もはじめた

 写真をはじめたのは、電車の窓から見える景色がとても奇麗と感じるところがあって、ああいう景色の一部になりたいものだ、という思いから、そうだ写真やろう、そんな適当な動機からでした。

 一応機材もかいときますと、ミノルタのα-507si、AFズーム24-85mmF3.5-4.5とSR-T101、MC Rokkor 55mmF1.7で、結構お金もかけた割には、使われておりません。

 日常の風景や家族の記録を、とかいいながら、思い出したようにカメラをもっては散歩に出て、変な写真を沢山こさえてしまいます。お気に入りの被写体は、木、なのですが、でき上がってくるととても面白みのないものになっていて、がっかりします、それくらいのへぼです。

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お菓子、料理を作るのも好き

 お菓子は中学のときにはもう作りはじめていたようです。中学の合唱祭の練習に、チーズケーキを焼いていて遅刻した覚えがあります。多分それ以前にもやっていたんでしょうが、いまいちよく覚えていません。料理をはじめたのは最近で、こちらはもっぱら実用的側面を重視しています。

 お菓子は焼きものが好きで、料理はだしをとって煮るのが好き。

 お菓子は食べるよりも作るのが好きで、あまりケーキとかは普段食べないのですが、それでも作るのですからよくわからん趣味です。

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手紙も最近は好き

 昔は筆無精だったんですけど、最近はなぜか手紙にこってしまいました。出す相手もそんなにいるわけじゃないので、書きたいなと思いつつ出さずにいるので、結構欲求不満といえるのではないでしょうか。

 実は、こととねの「日々思うことなど」内の「雪の記憶、ノートの切れ端」は、手紙を書くときの下書きを書きためたノートから、面白そうなものを引っぱり出してきているんです。だから、本当にノートの切れ端だったんですね。

 そのノートも、最近はすっかりただの日記になってしまっています。

 興味のある人は、住所なんかを送ったら、もしかしたら突然手紙が届くかもしれません。

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美術館、博物館めぐり

 これは、実益もちょっとはかねた趣味です。以前は、音楽をやる以上美術もしっとかにゃならんやろう、くらいの気持ちで美術館にいきだしたのですが、それがすっかり面白くなってしまいまして、演奏会よりも美術館にいくほうが多くなってしまいました。こちらは何が好き、どれが好きということもなく、面白そうと思ったらいくという、無秩序なゲリラ的鑑賞を心がけています。

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短歌を詠むこと

 まことにじじむさい趣味ですが、短歌を詠みます。最初は短歌、俳句の区別を付けずにはじめたのですが、俳句はどうも云い足りなくて、短歌にどんどんシフトしていってしまいました。一日一首を心がけていますが、たまに忘れます。

 もちろんうたを詠む以上、人の詠んだうたも読みます。朝日新聞の折々の歌なんかをたよりに、気に入ったものがあったら歌集を探してみたりして、感性や言葉をたくましくしていくのです。

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まんが

 とにかく、まんがが好きです。ジャンルは問わずですが、特に好きなのは少女まんが、レディーズコミックの類になるでしょう。あうんでしょうね。

 好きな作家は、市川ジュン、川原泉、小池田マヤ、佐々木倫子、ぬまじりよしみ、深見じゅん、山下和美、大和和紀、吉住渉かな、探したらまだまだ出てきそうやけど。

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好きなものうちわけ

 本屋は危険なんです。本屋にいくのは好きなんですけど、いったら最後、沢山買い込んでしまうに決まってる。読める量を超えて、大量に毎月入荷していくわけですから、いつかまだ読んでない本に押しつぶされる日が来そうです。

 読めないのわかってて買うんですから、やっぱり好きなんでしょうね。本そのものが。

本好きがわかる「図書館とわたし」

本好きがわかる「本のリンク」

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あやしい楽器

 色々な民族楽器が好きなんです。わざわざ集めるまではしませんが、何かあったら買ってきてもらう、そんな感じでちょこちょこと集めて喜んでいます。

 アイヌのムックリ(口琴です)、アボリジニのディジェリドゥ(木製のトランペットです)、南米のケーナ、パンフリュート、インドネシアの名前のわからん太鼓、それ以上によくわからん竹製の体鳴楽器、レインスティック。こんなもんかなあ、いまあるんは。

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炭水化物

 これは好きな食べ物です。炭水化物。わけわかりません。

 麺、パスタ類、パン、餅、ご飯が好きなんです。一番好きなのは、お粥でしょうか。年寄りです。

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心理学

 自分も含めて、人の心に興味がありまして、そんなこんなで心理学は好きです。ちょこちょこかじってるくらいの、えせ心理学ですけど、自己分析してみたり、人の分析をしたりして楽しんでいます。

心理学好きがわかる「エゴグラムによる性格診断」リンク

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占い

 自分も含めて、人の未来に興味がありまして、そんなこんなで占いは好きです。本とかに占星術とかの占いがあったら必ず読んだりしている、自分でやるのはタロットくらいです。

 持ってるタロットデッキは、

です。お気に入りは1JJ。

タロット好きがわかる「タロットのリンク」

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きれいなもの、かわいいもの、なんでも

 きれいなもの、かわいいものは、なんでも好きです。もの人写真、限らずきれいなもの、かわいいものは好きで、どちらかというと無節操に何かを好きになってしまうという原動力でしょう。

 夏目漱石が『それから』で代助に「都会人士はあらゆる美の種類に接触する機会を持つが、その度ごとに美から美へと、次から次へと心を動かさないものは、感受性に乏しい無鑑賞家で朴念仁だ」、とそういうようなことをいわせています。

 とまあ、そういうことです。でも僕の真意を知りたい方は、『それから』読んでみてください。

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公開日:1998.03.22
最終更新日:2001.12.03
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