amPlug買ってみた

 ちょっとした賭けをしてみたのだ。本屋に買い出しにいって、店を出る時に四千円以上あればamPlugを買う。なければ諦める。そして、私は見事その賭けに負けた。五千円以上あった。わあ、そんなに財布に入れてたんだ。驚きながらも、自分で決めたことだ、素直に楽器屋に向かった。

 amPlugというのは、すっかり話題になって久しい、そんなようだから、今さら説明することなんてないと思うんだが、一応軽くどういうものか説明すると、ギターのジャックに直接プラグ・インして使う小型ギター・アンプであるのだな。残念ながらスピーカーは付いていない。しかし、そのスピーカーがないというのが売りだ。ヘッドホンを使うことを前提に設計されていて、だから自宅での練習において、周囲の迷惑にならないように弾けるというのだな。

 amPlugには5モデル用意されていて、ヴィンテージVOXサウンドのAC30、UK製100Wハイゲイン・サウンドのClassic Rock、US製メタル・ハイゲイン・サウンドのMetal、US製ハイゲイン・ブティック・アンプのLead、それからベース・アンプのBass。価格は四千円弱といったところ。手頃に買えて、だから何種類か持って、気分で使いわけてもいいかなと思わせるところがある。そこそこ安価で、邪魔にならなくて、なにより面白そうで、だから非常に危険なのだよ。これは、揃えそうだな。そんな予感がする。それゆえに、買うのが遅れた。なんせ、買ってしまうと、とまらなくなるんじゃないかと思ったものだから。でも買った。ついに踏み出してしまったわけだ。

 最初のひとつ目、はたしてどれにしよう、とりあえずBass以外、4つのなかから選ぶにあたって、まず最初にMetalを外した。いずれ持っても面白いと思うけれど、私はMetalは聴かないからなあ。Leadはディレイがついてるとかで面白そうかとも思ったけれど、基本的にリードじゃなくてバッキングを頑張ろう、そう思っているものだから、Leadもとりあえずはパス。かくして、AC30とClassic Rockの一騎打ち。最初はAC30にしようかと思っていた。クリーンからクランチくらいまでをカバーしているという、それは使いやすそうだと思ったものだから、AC30にするつもりだった。しかし、土壇場でClassic Rockに決めたのは、クリーンからクランチというのが、今使っている小型アンプ、Pathfinder10でもまかなえると思ったからだ。同じ買うなら、今手元にないキャラクターが欲しい。となるとClassic Rockだろう、そして私はClassic Rockに決めたのだ。

 まだ音出しはしていない。連休が楽しみだ。


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公開日:2009.04.27
最終更新日:2009.04.27
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