薄めのピックを買ってきた

 ついこのあいだ、ピックをいろいろ試してみて、今度は1.0あたりを買ってみようなどといっていたところだというのに、今日買ってきたピックは薄めのものだ。一枚はGibsonのThin、もう一枚はJim DunlopTortex .50。しかも形状を変えた。以前はJim Dunlopではスタンダードと呼ばれているかたち、一般的にはティアドロップというやつだと思うんだが、Jim Dunlopのティアドロップはまた違ったかたちをしてるんだな。ちょっとややこしい。ともかく今回買ったのは、トライアングルと呼ばれるかたちのものだ。

 しかし、なぜここにきて、厚さから形状まで違えてきたのか。これ、勘のいい人ならおわかりかも知れないが、先日買った本が関係している。宮脇俊郎の『みるみる上達! 究極のギター練習帳』。これにだね、「ピックの選択について」と題されたコラムがあって、そこですすめられていたのが三角型の柔らかいピック。弦に対するピックの角度を学ぶためには三角型を、またピックのしなりを用いた弾きかたを学ぶためには柔らかいピックがよいと、そういう話であったので、そうか、ならその薄いピックを試してみようと、その店にあった薄い三角型をとりあえず2種類買ったというわけだ。

 まだ実際に弾いてみたわけではないから、これは指でさわってみての感想であるのだが、GibsonとTortexなら、Gibsonの方が柔らかいと感じられる。厚さはそんなには違わないと思うのだが、いや、どうだろう、Gibsonの方が若干薄いように感じる。ともあれ、Gibsonの方が材質から柔らかいように感じている。

 以前、やはりピックをいろいろ試してみたときのことだが、Takamineのピック、Palatheticと書かれたもののThinを試したことがあるのだが、トライアングルとティアドロップと買った、その前者はわりとすぐに割れてしまって、今から考えれば強く弾きすぎたのだろう。厚いものに比べて、薄いものが耐久性に劣るのは当然だと思うが、このときの経験から、ある程度厚めのピックを選ぶようになって、しかし今ここでまた薄いピックに戻ってきたわけだ。

 ピックの薄さに関しては、TakamineのThinはなかなかの薄さだったように記憶している。というか、ティアドロップはそのまま残っているので、それで確認してみれば、薄くて弾力が強いという感じなのだが、だから今度、また別の楽器店にいったときには、Takamineのピックも買って、もう一度ためしてみようと思う。


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公開日:2009.05.11
最終更新日:2009.05.11
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