MG69、弾いてみた

 昨日買ったギターMG69を弾いてみた。アンプはPathfinder 10。それから、amPlug Classic Rockでも鳴らしてみた。その感想。

 ムスタングは非力だとかいう話を、これまで散々聴いていたわけだけれど、それは実際そうなのだと思う。というのは、Pathfinder 10に繋いで、鳴らして、全然音が出ないことに驚いて、なぜならいつもはレスポールタイプのギターを弾いている。そのつもりでつまみを回していたから、出ないのもあたりまえだった。

 ムスタングを気持ちよく弾くためには、ゲインが8くらい、ボリュームは全開くらいがちょうどいい。ノイズは結構気になるくらいあって、もちろん弦なりブリッジなりを触ると消えるのだが、常にべったり触っているわけでもないからなあ。まあ、これは慣れよう。ノイズに慣れるのではなく、アースを取るのが自然になるようにという意味だ。

 MG69は私にとってはじめてのシングルコイル・ピックアップの載ったギターであるわけだが、シングルコイルってもっと細い音がするのだと思ってた。割と太い音、想像していたものがあんまりだったのかも知れないけれど、しっかりと鳴るじゃん。そう思ったのは事実だ。ピックアップはふたつ付いていて、フロントとリア。それをそれぞれ、また両方をオンにすることができる。その際に、位相を反転させてフェイズアウトサウンドが出せるということで、早速やってみたわけだが、これ面白い。ちょっと音量が落ちるのだけど、ゲイン上げてやると充分鳴るし、その音が面白くて、最初は位相を合わせて弾いていたのに、途中からずっと反転させるようになってしまって、どうも気に入ってしまった模様。フェイズアウトで弾くと楽しいのは、Pathfinderよりも断然amPlugで、少し歪ませてフェイズアウトさせるとよいんだろう。じゃあ、Pathfinder 10で弾くときは、これまで使ってこなかったオーバードライブ・スイッチの出番か? 実際、Pathfinder 10のオーバードライブ・スイッチをオンにして弾いてみたけれど、そんなに酷いと思わなかった。このスイッチは、シングルのピックアップには合っているのかも知れない。ちょっといろいろ試してみよう。

 トレモロは使ってない。アームも付けてない。それは中野梓にあやかってとかじゃなく、単純に慣れてないだけだ。ムスタングは、はじめてのシングルコイルでもあるが、はじめてのトレモロ付きギターでもあるのだ。軽く揺らすだけなら、アームがなくても、ブリッジに手を置いて力を入れてやると、ピッチダウンもピッチアップも可能なので、今はこのままでよいかなと思ってる。今後、本格的にトレモロに取り組もうとなったら、そんときにアームをつけよう。だから、今は別にいいや。

 ところで、昨日いってた、店頭で比較したMG73より、こちらの方が音の出がよかったという話。今日、弾きながら思ったんだが、これ、多分弦のせいだな。いつから店にあるのかはわからないけれど、作られてからある程度時間のたったMG73。対して、できたてほやほやのMG69。そりゃ、弦が新しい方が音の出で有利なのはいうまでもないことじゃん。張ってあった弦はJ. D'Addario。ゲージは多分.009-.042。次からは.010-.046に変える予定。


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公開日:2009.08.12
最終更新日:2009.08.12
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