弦について アップデート

 以前、確かに私はエレキギターにはEXL125を張っているといった。トップが.009, .011, .016のスーパーライト、ボトムが.026, .036, .046のライトゲージになっているという、かのレス・ポール御大お使いと同じ組み合わせだ、とまあそういっていたのだが、やっぱり.009のゲージは指に物足りなくって、早々に.010から始まる、普通のライトゲージに変えてしまった。弦メーカーはやっぱりJ. D'Addarioで、つまりEXL110を張っている。

エレキギターの弦

 残念ながら時間がなくってほとんど弾けてはいないのだが、レスポールにはEXL110を張って、テンションはちょっとしっかりしたものの、やっぱりフラットトップギター(.012からのライトを張ってる)に比べると物足りない。これはこんなものと思って慣れるべきなんだろうが、どうも慣れるほど弾いてないので、ほうっておくと弾くのはフラットトップばっかりなので、.012にばかり慣れて.010には慣れない。

 さて、先達て購入したZO-7であるが、こちらにもライトゲージを張っている。.010から始まって.056で終わるもの。もちろんJ. D'Addarioで、型番はEXL110-7になる。

 いつものように、弦のテンションを表にしてみよう。

EXL110:EXL110-7
音名 EXL110直径 EXL110張力 EXL110-7直径 EXL110-7張力
  張力合計 46.98 kg 張力合計 53.69 kg
E .010 inch 7.35 kg .010 inch 7.35 kg
B .013 inch 6.98 kg .013 inch 6.98 kg
G .017 inch 7.53 kg .017 inch 7.53 kg
D .026 inch 8.34 kg .026 inch 8.34 kg
A .036 inch 8.84 kg .036 inch 8.84 kg
E .046 inch 7.94 kg .046 inch 7.94 kg
B     .056 inch 6.71 kg

 こうしてみると、7弦目のテンションが弱くて驚く。確かに弾いてみるとものすごくゆったりとなるので、テンションの低さはもとより承知しているのだが、実際これほどとは思わなかった。一番テンションが弱いのが7弦というわけだ。

 ZO-7のネックは、結構しっかりと作られてはいるのだが、薄くきゃしゃな印象があるので、ここに50kgを越える力が内向きにかかってると思うと、さすがにちょっとひるむ。普段、ギタースタンドに立てかけている(つまりネックで支えている)ので、順反りの危険が著しいなあ。なので、ZO-7の弦も普段は緩めてあるのだ。

 でも、そんなことを気にするよりも、もっとちゃんと弾いてやらないといけない。ZO-7にしても、それほど弾く時間を持てず、飾ってるだけみたいになってしまっている。非常に悪い傾向だ。なにより、弦も楽器ももったいない。


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公開日:2004.03.11
最終更新日:2004.03.11
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