先日『究極のアコギ練習帳 テクニック強化編』を買った、というわけで、D. カスタムでもピック弾きだ。とはいうけれど、ちょっと怖い。いや、ピックでがしがし弾くと、表板が傷みそうで。ってなんて小心者なんだろう。まあ、基本的にフィンガーピッキング中心できたのは、ピックが苦手ということもあったわけで、うまく扱えないからなおさら避けてきたという理由もあったわけで、しかしこの本で少しでもそれが改善されるのならよいかな。それに、エレキギターを練習するようになって、ピックの扱いもましになってきたわけで、だからまあフラットトップギターでピックもありなんだと思う。
指で弾いて、ピックでも弾いて、やっぱりピック弾きは音が大きい。しかし、力一杯弾くようなことはなくなった。これは、エレキギターを薄めのピックで練習している、そのおかげだと思う。力で弾くと、薄いピックは負けてしまう。だから、力まないようにして、きちんとした当て方をするようになる、というような話なんだが、これがフラットトップギターにおいても有用なんだ。もちろん、D. カスタムに張っている弦は、エレキギターよりずっと太いので、さすがにThinでは弾かない。けれど、Thinに慣れた手は、Mediumにもうまく対応するようだ。弦を無駄に強く弾くようなこともなくなった。ストロークも軽くできるようになった。なんでもやってみるものだよ、つくづくそう思ったね。
今まで指弾き中心できた楽器、いや、これからもメインは指弾きなんだろうけど、ピックでも弾くようになって、特にストロークをやるようになって、響きは変わるのだろうか。変われば面白いな。今のところは、結構まとまりのある、そんな感じなんだけれど、広がるのか、暴れるのか。暴れるようになると困るが、まあいろいろ気をつけながら、普通にピックでも弾けるようにしよう。
< D. カスタム S 定点観測:五十五ヶ月目 D. カスタム S 定点観測:五十七ヶ月目 >