先日、スリーフィンガーピッキングにはサムピックを使った方がやりやすいということをいっていた。力をそれほど加えなくとも、はっきりとした音が出る。鳴らそう鳴らそうと考える必要がなくなるので、力みなく速いピッキングが可能になる、というような話だった。そして、人差し指中指につけるフィンガーピックもあったらよさそうだともいっていた。
そう、今日楽器店に寄る機会を持ったので、フィンガーピックを買ってみた。とりあえずは人差し指中指用にふたつ。Jim DunlopのShell Plastic Fingerpicks、Mediumだ。
LとMとあるのを見て、LargeとMediumならMediumだよなと思ってMにしたのだが、よくよく考えればLはLargeじゃなくてLiteなんじゃないのか? だったら、Lを買うべきだったんじゃないのか? と思ったのは帰り道でのこと。サイトにて確認すれば、やっぱりLはLargeだったので、これは単純に大きさのことだろう。Mでよかったのだ。指にはめてみて、Mでしっかりとまる。もしこれがLなら、ゆるかったかも知れない。
金属製ではなくプラスチックのものにしたのは、慣れないうちは攻撃性の少ないものの方がいいと思ったからだ。フィンガーピックを装備した状態で、ギターを掴んでしまったらどうなるだろう。そう考えると、ちょっと金属製には手を出せない。しかし、慣れればまた違ってくるだろう。弦にピックの当たる角度など、調整したいと思うようなら金属製を買えばいい。そうでなく、プラスチックで充分対応できると思ったらこれを使い続ければいい。まずは試してみる、それで充分だったのだ。
弾いてみての感想は、慣れないものが指についているものだから、ものすごく弾きにくい。弦をうまく捉えられない。スリーフィンガーどころではないのだ。慣れないうちはしかたがない。そう思って、長い目で見ていくことにしよう。まずは、日々のスケールにフィンガーピックでの練習を取り入れることにする。