指頭で弾弦また続報

 誤って人差し指の爪を削りすぎてから約一月が経過して、爪はほぼ元通りだ。途中爪の形を整えるためと、一番短い人差し指に中指薬指の爪を揃えたために削ったので、完全に元通りの長さではなくまだ多少短いが、来週には完全復帰するだろう。

 さて爪を短くしてしまったことで、指頭でしっかりと弦をとらえて弾くことの重要性を認識した。むしろ今まで爪の先でちょこちょこと弾いていただけということが分かって、そのまま以前のように弾き続けることを思うと、今回のことはかえってよかった。

現在の弾弦の状況

 先週くらいまで右手指先にはまめができてしまっていて、ちょっと長く弾こうとすると痛くて仕方がないくらいだったのだが、この状況も過ぎて、今はもう数時間弾いても平気になった。そのかわり指先はガチガチの角質が分厚くなって、そのせいで音が硬くなってしまった。これは思わぬ伏兵で、でも大丈夫だろう。最初は同じくガチガチだった左手指先も、一年弾いて表面的には堅いながらも弾力を取り戻してきている。数ヶ月から半年、一年くらいのスパンで練習すると、右手指先もきっと同じようになるだろう。

 以前気に病んでいた薬指弾弦の弱さであるが、これは克服しつつある。薬指の弱さの原因は、不器用さ貧弱さもあるだろうが、なにより指先が弦をとらえず爪だけで弾いていたことに原因していたようだ。今は薬指の爪を一番短くして練習している。そのせいで指が鍛わってきたのか、人差し指に近い音を作れるようになってきて嬉しい。

 人差し指薬指はうまくいきつつあるが、中指がちょっと乱暴に音を立てる嫌いがあって悩みの種である。たこが一番厚いのが中指というせいもあるのだろうが、また爪が今一番長いこともあるのだろうが、うまく扱えていないのが最大の原因だろう。中指はなによりよく使う指であるから、もしやすると人差し指以上に使うこともあるのだから、この指をこそ習熟させたいなあ。

 とりあえず今年の残りいっぱいをかけて、もう一度スタートラインに立てるくらいになれればよいなと、気楽に取り組むくらいの情熱で、焦らず進んでいくとしようか。


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公開日:2003.11.30
最終更新日:2003.11.30
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