随分前に、左手指先が硬くなってしまい、それが原因で割れたりするのが困るといっていた。右手にしても、直截弦を捉えてはじくものだから、硬くなり、豆がはがれてしまう等々、そうしたことをいっていたのだが、このところそういったことはまるで気にならなくなった。左手についての記事が2003年9月、右手は2004年1月だから、三年経って指先が硬くなる、割れる、豆ができる、そういうこととはまるっきり無縁になったというわけだ。
先日入浴中に気付いたのだが、指先が随分柔らかくなった。柔らかくなったといっても、押さえれば弾力もあり、その感じからしても皮膚が厚くなっていることはわかるのだが、しかし硬さというのは感じられない。見れば、左手指先についていた弦の溝、弦を押さえるところが溝のようになっていたのだが、それもなくなっている。そうか、ギターを弾き続けると、指先はこんな風になるのかと思った。
指先に弦の溝がなくなったのは非常に助かる。以前はこの溝があるために、どうしても弦を押さえる位置というのが固定されて、引きにくさを感じていたからだ。また溝が残るくらい指が硬いわけだから、ハンマリングなど、なんか違和感があった。多分音も悪かったろうと思う。
その状態を抜け出して、もうどれくらいになるのかはわからないのだが、とりあえずこうなるまでに4年から5年くらいはかかる模様。少なくとも自分の場合はそうだった。後は、この状態がセーハをする人差し指にも現れてくれることを期待しよう。