最終更新日：2006.05.15
webmaster@kototone.jp
こととねは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス（表示 - 継承 2.1 日本）の下でライセンスされています。
母が友人から、いらなくなったiMacがあるのだけれどももし欲しければ、などという話を聞いてきて、ううむ、iMacといってもいろいろあるから微妙だな。いったいいつごろの時期のだろうと思っていろいろ聞いてみれば、OS 9がはいっているものみたいで、それくらいのマシンなら使えるかも知れないなあ。リストアCDがそろってるなら、もらってもよいかも知れないとアドバイスしたのでした。
と、そのようないきさつで、今うちにはiMacがあります。CRTモデル、第一世代のiMacで、モデルとしてはiMac DV。調査の結果iMac DV Special Edition (Summer 2000)である模様。DVDは見られるが、CDは書けない。ちょっと微妙かも知れないけれど、家族に開放するマシンとしては上出来だと思います。なにしろ、うちのコンピュータの状況は2002年8月からほとんど動いておらず、ここ四年ほどの間、家族が利用していたのはPM7500。OSは漢字Talk 7.5で、それをだましだまし使ってきて、去年あたりからさすがに厳しくなってきた。どうしようかといってたところだったのです。
Webの環境が去年あたりから様変わりしはじめて、もうNetscape Communicator 4.7ではどうしようもなくなってきていたのです。時代はCSSであり、Ajaxであり、Flashなんかもさりげなくバナー広告に紛れていたりして、Netscape 4じゃ見るのも大変。まったく見られないサイトというのも出て、ああもう駄目だ。iMacは実によいタイミングでもたらされました。
iMacはOS 9がはいっていて、理想はOS Xですが、これもまあ仕方ありません。Macintosh用のInternet Explorer 5はもう公開が中止されており、仕様も古いものでしたから見送りまして、かといってMozillaやFirefoxは使えない。となると、Netscape 7が浮上してきます。完璧じゃない、万全でもないけれど、Netscape 7ならあと数年はしのげるでしょう。
実はありがたいのはこれだけではなくて、母にカメラを買うことになったのですが、そのカメラというのはリコーのR3。このカメラ、もちろんPM7500には繋がりません。だからもしiMacがこなければ、自分の以前使っていたマシンを開放するか、なにかそういう手を考えなければなりませんでした。ですが、iMac DVが来たおかげで家族が自由にコンピュータを使って、画像の確保から編集までをおこなうことができる。さいわい、PhotoshopならLEもElementsもあります。それほど本格的に画像をいじるわけではないから、このあたりできっと充分ではないかと思います。
なので現在iMacにPM7500からデータを移行中。しかし、いったいどこに問題があるというのか、データの転送中に動かなくなることがあって、フリーズしたわけじゃないんですが、データがうまく転送されないんです。ものすごくてこずりならのデータ移行で、なんか一日中データの移行をしているような気がします。
当初予定では一日で片づけるつもりだったのが、思ったよりも時間がかかりそうでへこたれそうです。でも、少しずつ送ればダメージも少ない、面倒は多いけれど、結果的に早く終わると踏んで、ちょっとずつの移行を延々繰り返しています。