ずいぶん前の話ですが、Googleがアクセス解析サービスを無料で公開するということで、ちょっとした話題になったことがありました。Google Analyticsというサービスなのですが、これまで有償で提供されていたサービスを会社ごと買収して、無料で公開するという太っ腹ぶり。Googleは、このサービスでさまざまなサイトのアクセス状況を入手して、広告事業に役立てようという腹なのでしょうが、いずれにせよサービスを受ける側の私たちとしてはありがたいことだと思います。
といいながら、私はこれまでずっとこのサービスには参加しないでいました。興味がないわけではないのですよ。実際私のサイトにもアクセス解析ツールは仕込まれていますし、だいたい一日にどれくらいのアクセスがあって、どういうページが見られているかというのを、おおまかに観察していました。でもさ、全ページを対象にした解析というのはこれまでやってきませんでした。だって大変そうだし、今のトップページだけの解析だけでもめったに見ないのに、とそういう事情もあってGoogleのサービスも遠巻きに見るばかりであったのでした。
でも、ちょっと職場で現在実験公開中のサイトのアクセス状況を分析したいという気運が高まって、Apacheログの簡易分析ツール書きますよなんていってるんですが、それとは違うアプローチとしてGoogle Analyticsを導入してみようという話になったのでした。いや、ごめん。なったじゃない。そういう方向に私が話を動かしたというのが正しい。実際、このツールがどういう風に動くか見てみたいという気持ちがあったものですから、担当者をそそのかした。これが実態です。
で、Google Analyticsがどういうのかというのをざっと見て、じゃあうちでも導入してみるかとそういう気持ちにようやくなったのでした。全ページにアクセスをトラックするためのコードを埋め込む必要があるのですが、そのへんは無駄にDreamweaverなんて使ってるから楽勝。アップロードはえらい大変でしたが、けどそれも別作業しているうちに完了して、だから設置の手間はたいしたことがありませんでした。
で、結果はというと、すぐに見られないんですよ。Googleは数時間で見られますなんていっていますけど、ユーザーの実感としては丸一日待たないといけないなんていう感じです。なのでこの記事も続きます。
Google Analyticsのカウント漏れとトラックバックSPAMの手口 >