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Spotlightの索引作成に関して一言

 なんだか、巷ではSpotlightの索引が作成される時間が長くてかなわんと、そういう声が聞かれるのですが、なので私もちょっとSpotlightの索引に関しまして一言申しておきたいと思います。というか、実は前回に触れるつもりで忘れたのでした。ええ、私にとってはそれくらい重要でないものであったのです。

意識してなかった索引作成

 Spotlightの索引は、mdsというプロセスによってバックグラウンドで作成されるのですが、どうもこれがかなりCPUを使用するようで、さらに日本語の文書だと日本語解析を行うLAServerが負けず劣らずCPUを使用するとかで、とにかくこの間はとても快適な使用とはいえないような状況に陥るんだそうです。なので、Tigerにアップデートした直後は、とにかく索引ができあがるまで待たされる。とんでもなく待たされる。とか、そういう話をよく聞きます。

 けれど、私は運が良かったのか、索引の作成で待たされなかったんですよ。

 私は索引がいつ作成されているかに気付いていなかったのではっきりしたことはいえないのですが、他の人の説明によると、どうもクリーンインストールをしたのがよかったらしいのです。クリーンインストールをすると、書類がなにもない状態でありますから、もちろん索引作成はされない、あるいは作成が開始されてもすぐに終わるわけです。で、私の場合は外部HDDに退避させたデータを内蔵HDのホーム以下にコピーしたわけですが、このコピー作業の最中に、どうも一緒に索引も作ってるらしいんですね。だから、索引作成の作業が、全然目立たなかったようです。

 コンピュータの起動直後に、メニューバー右端にあるSpotlightアイコンの虫眼鏡の円内に、小さく点がともることがあります。これが索引作成中の印なんですが、なにぶん、私の場合、新しく追加されるファイルなんてのは高が知れていますので、ほんの数秒から十数秒くらいで索引作成も終わるみたいなのですね。点が表示されている途中で、Spotlightメニュー(というのかな?)を開くと、どのボリュームを対象に索引を作成しているかが表示されるのですが、私は外部HDDが対象になっているところは見たことがあっても、内蔵HD対象の索引作成を見たことがないんですね。ええ、なので索引作成については、全く気にしたことがないのでした。

実は索引作成は大嫌い

 以前、OS 9を使っていたときは、検索用のインデックス作成を一晩やっても終了しなかった覚えがあって、きっとSpotlightもそうだろうと思っていたんですね。はっきりいいますと、私はあのインデックス作成時間はどうも好きになれなくて、インデックスを作成しないように機能をオフにしていたくらいです。だって、そんなにローカルのファイルなんて検索しないし、検索するとしてもフォルダ単位とかですから、インデックスなんて必要ないと思っていたんです。

 だから、もしSpotlightの索引作成が一晩かかるとかであったら、私はなんとかそれを止めようと思ったことでしょう。でも、それを止める手だてはないんですよね。だから、もし私がアップグレードインストールとかアーカイブインストールを選んでいたら、Spotlightはぼろくそに文句いってたかも知れません。めったに使わん検索のために、こんなに時間やCPUを消費されるのは我慢できない、っていっていたかと思います。

 だから、すごく運が良かったなあと思うんですね。ええ、いまのところ、私はSpotlightに文句はないんですね(だからといって、有効に使ってるわけでもないんですけどね)。


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公開日:2005.05.10
最終更新日:2005.05.13
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