明けましておめでとうございます、という挨拶がまだまだ聞かれるような時期に、なんだか嫌な話ですよ。ええとですね、やっかいごとに巻き込まれてしまった模様です。まだ状況が明らかになったわけではないので、明確に具体的にお話しすることはできませんが、ことによると読者の皆様にも間接的に関係のある話であります。
今日、仕事からの帰りに銀行にいって入金かたがた記帳をしたのですが、そこに不審な引き落としがあったのです。出金先は覚えのある相手、企業です。それが、突然一万円を引き落としたんですね。なんらかのサービスを追加で受けた覚えもない、毎年の年会費もきちんと払っている。毎月届く会誌、私はこの会誌のために会費を払っているのですが、バックナンバーを確認しても一万円を追徴しますといった案内はない。これは一体なんなのだろう。不審に思って問い合わせをしてみたのです。
よって現在は返事待ち。しかし待っているだけというのも気持ちが悪い。なので、軽く検索してみたら、やっぱりね、類似事例が出てきたんですね。突然の追徴、しかもその範囲が不明瞭に広い。私のような会誌目当ての人間が被害にあっていると思えば、同じ企業がやっているインターネットサービスでも被害が発生していて、さらには同社の通販を利用したことのあるというだけの人間まで追徴されているときて、もう本当に意味がわかりません。こりゃ、なんか危ないな。基本的にのんきな私がそう思うくらいですから、これはもう非常事態ですよ。
ここで皆様にお知らせしなければならないことがあります。ええと、kototone.jpのドメイン管理とホスティングは、その問題の企業が提供しているサービスを利用しています。
現在、この問題について調べている人間のまとめるところによりますと、不審な請求は12月1日あるいは同月29日におこなわれた。私は29日組だったので今日まで発覚が遅れました。追徴は一時的なものであり、今後は行わない。追徴の理由は、セキュリティ対策をおこなったその費用。追徴についてはwebにて通知していた。
しかしだよ、私はホスティングにおいては、同様の理由でもって値上げされたわけですよ。また、私のもうひとつ利用しているサービスというのは、ただただ冊子を送ってもらうというもの、webセキュリティなんて関係ない。これはもう本当におかしいとしかいいようがありません。
そして、追加情報。同企業は1月9日まで正月休みをとるらしい。10日から三連休ですね。計画倒産? なんて疑いもちらほら出てくるくらい。いや、本当、こうなったらどう転ぶのかさえわかりません。
とりあえず今日私のやったことは、お金のからむwebサービスや重要と考えるサービスに登録しているメールアドレスをkototone.jpドメインから、プロバイダ発給のものに変更したこと。しかし、これはまだ一部。重要性の高いものからやって、後は少しずつやっていくつもり。もう最低だな。
そして明日以降にすることは、この不審な追徴がまたあったとしたらたまりませんから、銀行及びカード会社に連絡して、この企業からの請求を却下してもらうよう交渉する。今回の請求を行った徴収代行業者に連絡、これはクレームになりますね。そして警察、国民生活センター、総務省に連絡。これは被害の届出ですね。ああ、明日は仕事休まないといけないな。しかし、こんなことで仕事休んでも、嬉しくともなんともないな。というか、むしろなにごともなく働きに出たいくらいですよ。
つい先日、サイトのホスト先を変更したところですが、場合によってはまた変更します。というか、こういう企業を信頼して口座やカードナンバー預けられますか? 幸いkototone.jpはjpドメインなので、上位レジストリはJPRS、日本語が通じます。おそらく海外のドメインよりもスムーズに移管できることでしょう。最悪、倒産されてしまったとしても取り戻せる可能性は高いと思われます。
以上のような状況です。もしかしたらkototone.jpにアクセスできなくなることも充分考えられます。そうした際には、ああ、問題の企業が倒産したんだ、と思ってください。Blogが更新されるかぎり私は存命ですから、安心してください。ただ、ちょっとだけでいいので、哀れんでください。