web拍手に関する記事を書いているおかげで、web拍手ユーザからの好意的なコメントをいただけることが多く、サイトを運営する上での励みになっている。まずはそのお礼からはじめたいと思う。
これまでコメントをくださった方、ありがとうございます。また、コメントはしていないけど拍手はしたという方にもお礼を。ありがとうございます。そして拍手はしていないけれど読んでくださっている方にもお礼申し上げます。
というわけで、今日は珍しく拍手レスをしたいと思う。
一ヶ月くらい前に、web拍手改造に関するリクエストをいただいた。そのリクエストとは、拍手をくださった方のIPやリモートホストを記録することはできないかというもの。正直、私はこのリクエストに対し戸惑いを感じたことを告白しなければならない。というのも、web拍手というのはメールや掲示板よりも匿名性を高めることで、拍手をくださる方の重荷を減らすものであるという考えがあったからだ。実際このように考えるユーザは多いらしく、web拍手クローンにおいてIP保存をしようとしたところ、ユーザからの反発があったらしいということも聞いている。だから、正直これはすこし禁断の改造になるのではないかなと、そんな風に思ったのだ。
しかし、あえてこうしたIP、リモートホストの記録をしたいというユーザがいるということは、その裏に嫌がらせコメントなどがあるのかも知れないという想像もできるわけで、そうだとしたら少し状況が違ってくる。なにしろ、自分の身を守るのは自分であるのだから、リモートホストでもIPでも記録して、現在起こっていることを把握する必要があるというのは理解できる事情だと思う。
なので、これは近々に改造例を紹介する予定。
拍手コメントをメールで送信できないかというご意見、やろうと思えば可能だけれど、文字コードの処理やらなんだで結構な大改造になるので、ちょっとここで扱える範囲を超えているような気もして微妙なところ。やるとしたらclapinit.cgiみたいに外部ファイルにメール送信関数を用意して、Net::SMTPモジュールあたりを利用して送ることになるんじゃないかと思うが、私はPerlからメールを送ったことがないので(Pythonからならあるんだけど)、はたして上手にできるかどうか。
なので、こちらは要検討。あまり期待はしないでいただけるとありがたい。
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