極寒の村ケルダーでのミランダ戦。相手を妨害するスペルカードを多く所有する彼女だが、一戦目では大したものは使ってこないので比較的安心といえる。問題は、デコイやアンダインなど、一筋縄では行かないクリーチャーが登場し始めるところだろう。とくにアンダインは、水土地の連鎖が出来れば、それだけ強くなっていくので、なんとか回避しながら進みたいものだ。
はじめての護符マップでもある。水属性意外の土地が少なめのこのマップ、土地を転がしてみるのも面白いかも知れない。
序盤は両者、そこそこの出だしを見せた。ククは北エリアの火属性と水属性の土地を少しと、東エリアの風土地に属性を合わせて二連鎖を築き上げることが出来た。それに対しミランダは東西エリアに水属性で二連鎖を組み、より有利な位置に着けている。
東西エリアにある、ショップと隣り合わせた二度通る土地に、西はミランダのG・アメーバ、東はククのハリケーンがつけている。ミランダはその土地をレベル2に、ククはレベル3にあげた。考えることは一緒なのだ。
第一周回目、レベル2のG・アメーバの五マス前に止まった時、手札にはフライとホーリーワード6があった。フライを使っても確実に回避できるわけではない、とホーリーワードを使い、じり貧の中、ショップでホーリーワード1を購入した。すると運の悪いことに、ミランダがレベル3ハリケーンの一マス前につけてきた。レベル1エイドロンに魔力を支払うも、ホーリーワード1を使えるまでにはいたらず、ミランダをみすみすとりのがす結果となってしまった。
しかし、いまだ敵の土地には踏み込まず、うまく回避しながらのに第二周回目。出来ることも少なく、ハリケーンの隣にいるエイドロンをレベル2にあげてお茶を濁す程度。ミランダはと見れば、例のG・アメーバをレベル3にあげ、編み物帝国への野望を着々と進めている。
その間に、ミランダのソリチュードがハリケーンに、ポイゾンミストがエイドロンに炸裂。だが、大したことはない。むしろソリチュードは、デコイ対策にちょうどいいときたものだ。
16ラウンド目。第二周回目も終盤にさしかかり、ミランダがハリケーン一マス前のショップに止まった。手元には先ほど購入のホーリーワード1が残っている。その時点でククはハリケーンの三マス前。ホーリーワードを使い、3以上が出たら、ミランダを追いつめることも出来ようものだ。
ワードを使い、ダイスを振る。8! うまくミランダの土地も回避している。手持ちの魔力をフルに使ってもハリケーンをレベル4にあげるのが関の山。しかしそれでも576Gもの魔力をミランダに払わせることに成功し、ミランダは東エリアの土地をすべて手放す羽目に陥った。
この時点でミランダは第三周回目に入ったところ。手持ち魔力を20Gにまで落としての周回はさぞ辛いだろう。他方こちらは第二周回目を終える間近の西エリア。レベル3G・アメーバの五マス前でグレムリンを引く。手札にはスクロール、ウィンドカッターが。これで、いつ止まっても問題なし。むしろ、止まりたいとさえ思うほどだ。
G・アメーバを回避してしまった。またまたショップに止まり、ホーリーワード1を購入。しかし、さすがに何度も同じ手は使えないだろう。
第三周回目に入って、クク、ミランダのG・アメーバの土地に止まり、グレムリンでこれを奪う。こうなると次にすることはひとつしかない。西エリアの風属性護符を購入して、地形変化するのだ。
レベル3水土地グレムリンの地形変化に失敗しての第30ラウンド。城を通過し周回ボーナスを得たククに対し、ミランダは北エリア火属性土地にデコイを配置。音楽が変わった。いよいよ終盤だ。
水土地に配置しておいたハーピーをG・イールに打破されたものの、こちらは例のハリケーンをレベル5にまであげる。ダイス目に恵まれ、ミランダの北エリアレベル3キングトータスを回避。
その間に、西エリアは激戦地に。G・スパイダーをG・イールに始末され、例のグレムリンはメガロドンに始末されてしまった。こんなことなら、ミランダにホーリーワード6をかけてやればよかった。
次のターン、ミランダのメガロドンに止まった。230Gむしり取られるものの、ミランダには例のハリケーンに止まるようにすでにワードをかけてある。しかし、レベル5ハリケーンはフォッグのせいで通行料半額。しかし、それでも収益ではこちらが黒字だった。
ミランダはまだ東エリアにいる。ミランダを追って、ククは東エリアへ。ハリケーンをハリケーンに換え、フォッグの効力を打ち消した。手元にはホーリーワードの1と6。ミランダがハリケーンの六マス前に止まった。ホーリーワード6を使用。風土地を三連鎖まで持っていき、ハリケーンの通行料は1843Gまで膨れ上がった。
この時点で勝利は確定した。
ミランダ、魔力枯渇。その翌ターンに帰城した。
初期ブックチャレンジ、思ったよりさくさく進むなあ。