今作では同盟戦のルールが大きく変わりました。同盟者の土地も連鎖対象になる。同盟者の土地からも支援効果、領地ボーナスが得られる。しかし、なにが大きいといっても、これですよ、同盟者の土地の領地コマンドが使える。ほー、思い切った変更加えてきたなあ。先行したプレイヤーが置いたクリーチャー、その土地を後からきたプレイヤーがレベルアップさせるとか、あるいは借り置きしたクリーチャーを手持ちのクリーチャーで属性合わせていくとか。以前はスペルで支援する程度のことしかできませんでしたが、今回は違う。もっと積極的に支援していけるんだ。これが同盟だー、といいたいところですが、なかなか難しいところもあって、ええ、昨夜のクアンゼでの同盟戦。城脇に借り置きしたG・イールを、遠くに配置したアプサラス、これにミューテーションをかけた上で、リリーフ使って入れ換えようと目論んでいたのに、火にアプサラスを置いたのがいかんかったんでしょうね、まんまとケットシーに交換されてしまいました。うへー。
ちょっと凝ったことをしようとすると、意外というか自然にというか、妨害してくれるのがCPUとの同盟戦であるのだなと理解させられて、いやほんと、おそろしい。ゆっくり育ててる余裕とかないよな、速攻じゃないといかんよな、いろいろ思わされたのでした。
ストーリーでの同盟は、積極的に攻めていくタイプのレオと、防御傾向が強くかつサポートにまわることの多いセレナ、ふたりと組むことになりますが、自分はセレナと組んだ方がやりやすいと感じます。セレナは積極的にクリーチャーをまきながら、ここは上げておきたいなと思った土地をレベルを上げてくれる、そんな印象があって、おかげで重要拠点がはやい時点で使いものになる。守りやすく収入の可能性も増えれば、セレナの土地のレベルを上げることも可能になって、ええ、うまいこと、彼女がこう動くだろうと予想して環境作ってやるとかね、工夫すればかなりのサポートをしてくれます。
さっきいってた、ケットシーと交換されたアプサラス、あれをどうにか配置させたいと思った時は、セレナが通りがかるタイミングで、適当に撒いた風土地バンディットを水に地形変化、そうすればちゃんとアプサラスにしてくれる。ええ、これはしてやったりでありました。
今回の同盟戦、同盟者の土地を売れるようになってるのは非常におそろしくて、だからなんとか高額地を踏まないでくれよと祈ったり、スペルでサポートしたり、これまで以上に同盟者の動向に気を配る必要が増えた、そんな風にも思います。いえね、前作とかでは、勝手にひとりで目標達成を目指すという感じだったんですよ。そうした意識が変化した。変化せざるを得なかった。それくらい大きな変更、本当の意味での同盟を意識させる変更だったと感じています。