カルドセプトは伝統的に、ストーリーモードで出会う敵のブックが初戦と再戦では変わるようになっているから、ストーリーモードクリア後にCPU相手に戦うと一味違った印象が得られたりします。そう思って、クリア後に各地巡ってみたのですが、なんと今作はストーリー本戦では二人対戦だったマップでも、別マップからキャラクターが出張してきて三人対戦になるようになっているんですね。驚きましたが、ゲームを楽しむにはこちらの方がいいわけで、なかなかによいアレンジであると思っています。
しかし、人が増えると時間がかかる。ただでさえよいブックを使っている上に、敵がふたりともなると、土地の取り合いが熾烈になったり、しかもスペルも結構いいのを持っているから、おいそれと土地レベルをあげることもかなわず、なかなかに手応えのある対戦になったりするんですね。このあいだなんかは、というかそれ以来プレイできていないんですけど、カリンにいったらホロビッツ先生が遊びにいらっしゃって、あの狭いマップで三人戦。ただでさえ戦闘が多発するマップなのに、三人がそれぞれに土地を取ろうとうかがうから、しかも取り取られが激しかったものだから、ものすごい時間がかかってしまいました。60ラウンドいったんじゃなかったかな。時間にしたら、一時間越える熱戦で、まあ負けやしないんだけど、達成したらメテオを喰らってもう一周。ああもう、なんか対人戦みたいだな。
この時はもう本当に疲れ切って、あんなにCPU戦で疲れることってないのですが、いやはやなかなかCPUも馬鹿にできないものだと思いました。でも逆に、あまりにその勝負が大変だったから、おいそれとプレイできなくなってしまって、そんなわけで最近プレイできていません。