ガンパレード・マーチ、攻略の記録。来須編、いよいよの終わりです。思えば長かった日々。なにしろ戦闘が発生しなくなってからは、無意味な訓練と迷走ばかり。けれどそれも終わるかと思うと、寂しさの兆すのも事実。
では、いよいよラスト、いってみよー。
今日はクラス交流会。一気に一日分を消化しようなどという考えがあってのことではないぞ。日々交流の少ない(少ないか?)一組と二組の親睦を深め、よりいっそうのチームワークの密度を高めんとする、クラス思いのイベンターの思いの丈ですよ。
といいつつ、加藤、ヨーコ、遠坂に反対されて、少々むかっ腹。けれど指令は我が手にあるので、議案が通過しないわけもなく、クラス交流会と相成った。
交流会では、ヨーコ、田代、加藤と話すことに。加藤は、こういうの好かんといっていたが、実は同感。本当は、交流会とか親睦会とか苦手なのだが、まあそれもこれも、クラスのため、クラスのためということにしておこう。
石津の動向を気にかけながら、瀬戸口の昼食の誘いに乗った。こうも石津に気を使うのは、やはりどこか後ろめたさを感じるからだろうか。
その後、田辺を探して金の延べ棒をわたすのだけれど、彼女の不運のイベントは次々と進んでいく。けれど、彼女は延べ棒を売らないねえ。出所を知ってるのだろうか。
遠坂と訓練、さらに加藤と訓練。ふと親密になった加藤と一緒に帰宅することに。ということは、今度は加藤を狙っているというのか。いや、きっと、多分、そう……
若宮の提案で昼食にいった。もちろん、石津も一緒だ。彼女がオッケーなら、どこだっていくさ。
ここ数日、遠坂や芝村と訓練したことで、同調の技能を手に入れている。今まで見向きもしなかったこの能力は、人のご機嫌取りには非常に重宝する。というのも、花束を無尽蔵に作り出せるので、気力の増えすぎて使いようもない現在、プレゼントアイテムを手軽に手に入れられる最良の手段だ。
ということで、花束を作成し、石津にプレゼントする。
と思ったら、遠坂から花束をもらってしまった。どうせなら、金塊をくれないか?
原を訓練に誘う。後三日で年季明け。なにが怖いことがあろうか。思わず、涼しげで素敵な声質にどっきりし、花束を増産してプレゼントする。その後もモーションをかけ続け、ついにHな雰囲気に。
さあ、加藤でも探すか。
加藤を探す途中で遠坂と出会う。気がつけば、遠坂ともHな雰囲気に…… なんでこのゲームはこうなんだろうとげんなりしながら、加藤と遭遇。一気に、運命の絆まで持ち込む。簡単な人間関係にくらくらしながらも、加藤を引き連れての校内散策は、実にスリリングだ。
出会うのは、石津、原。一触即発の危機を感じながらも、それを楽しんでいる自分がいる。近づいてくる原、はらはらしながら待ち受け、争奪戦が発生しないことに安心する。しかも、弁当までもらってしまった。
さあ、校舎二階に加藤、原、石津を残したまま、新井木でも探そう。
新井木発見。接触を試みるが、岩田、邪魔をするな。あんたにゃ用はない。
新井木と仕事、訓練をし、Hな雰囲気に突入。さあ、次は誰だろう。
ヨーコさんを素通りし、本田を見つける。話してみて、自分が彼女を嫌いということに気付いてしまった。努力して運命の絆まで持っていく。Hな雰囲気。お、重要そうな情報!
石津とデート。争奪戦が起こるのではないかと、校門前で待つ間もはらはらする。
新市街に行った。石津はここは嫌いだそうで、思わず評価を下げてしまった……
朝一から、狩谷の弁当をもらう、と思いきや芳野にインターセプトされてしまった。仕方がないので、狩谷と一緒に教室へ。
現在、争奪戦の火種はあちこちにごろごろしている。いつ争奪戦が勃発しても不思議のない状況に、はらはらしつつも心躍ってならない。そうか、これが学園モードの面白さか、とはじめて戦闘以外の価値に気付いた気がした。
田代を探して二組に踏み込む。二組も大危険地帯。けれど、密会レベル3の威力は凄まじく、争奪戦発生せず。田代をおびき出すことに成功した。
田代に聞き取り調査を試みたところ、速水のことが好きらしい。そうかそうか、速水にも聞いてみよう、とすると、東原だと! ……二の句も継げんぜ。
昼休みなのに狩谷に訓練を誘われる。いいのか、委員長? とりあえず快諾しておく。遅刻確定だ。
教室に向かう途中、芝村に会う。さすが芝村、超然としたものだ。ということで……運命の絆まで上げる……こればっかりや。
授業は遅刻。図上演習ははじめて見るのではなかろうか。
石津と訓練。仕事は最終日なので遊んでしまった。その後も訓練誘い魔の本領を発揮しつつ、時間を潰す。
ここでの生活の最後は、田辺の提案であった。田辺に誘われるままに、次の日曜のデートを承諾。しかし、次の日曜はもう来ない――
自然休戦期に入り、この世界から離れた。その後、皆は従軍するもの地上に残るものとそれぞれの道を歩み、中村は俳優になったそうだ。行き遅れることをあれほど心配していた壬生屋には、恋人が出来ていたようで安心する。もっとも、戻ったのは遺骨とともにだったそうだが。
そして、だれも、だれも死なずにすんだ―― これでよかったんだよね、森さん……