離さないもう二度と
旅の終りはお前さ

旅行二日目

 旅行二日目、といいますか、旅行、終わりました。いやあ、これきついです。前日に、丸二日ぶっ続けでやるから、用事は済ませておいてね、みたいなこといわれて、本気か!? 実に心配したものでしたが、実際にプレイしてみれば、予想を超えましたね。

 まず、初日の朝が早い。私、ちょっと寝坊してしまったのですが、でもなんとか無事出発するだけはできて、そして初日の夜、これが遅い。夜の11時ころに就寝かと思ったら、とんでもない、まだまだ続く。って、お前ら、おとなしく寝ろ、おねがいだから寝てください、そんな気持ちになるくらい。ええ、夜、厳しかったですね。

旅の終わり

 そして、二日目の朝がまた早い。もう、ほんと、勘弁して欲しい。そう思うくらい早くて、しかも何時起きの予定だとか、まったく聞かされてないものですから、ぶっつけ本番。私はというと、たまたま目覚ましよりも早く起きたからなんとかなったけど、あれ、予想以上の早朝でした。

 寝不足の二日目は、初日をこえてつらく、イベントの発生を待つ時間がストレスと感じられるようになってきて、たかがゲームになんでこんな苦痛を耐えねばならんのか。それこそ、普段のリアルタイムモードと同様に、後からイベントを確認できる仕様でも充分だったじゃないか。恨み言をいう始末。実際、これはユーザーに対する踏み絵かなにかなのか、そんなことさえ思ったのでした。

 ですが、つらく苦しい二日を超えて、いよいよ終えようという段になると、寂しいというか、もの悲しいというか、そんな気分にもなってきまして、旅の終わり、熱海を去り、とわのに戻り、リンコさんを家まで送り、そして帰宅。ああ、終わった。ようやく終わった。開放されたという気持ちと、そして、なんのかんのいって楽しかったなという気持ちがまざりあった、不思議な感慨に達しまして、ええ、この旅行というイベント、わりと悪くなかったなあ。なんて思うのでした。

 いや、これ、洗脳ですよね。完璧、洗脳ですよね。

 いずれにせよ、かなり人を選ぶイベントであります。選ばれた人であっても、仕事や家庭、その他状況によってはプレイできないということもあるでしょう。気楽に遊べないというそこがつらい。ええ、もうちょっとユーザーに対して優しくってもよかったのにな、正直なところ申しますと、そんな気分です。


引用


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「ラブプラス」My Loveplus Songbook

公開日:2010.07.18
最終更新日:2010.07.18
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