【タイトル】 真・三國無双2猛将伝
【発売元】 コーエー
【ジャンル】 ACT
【価格】 2002.8.29発売 \3,980
【ハード】 プレイステーション2
遊びきれないほどのボリュームと豪放な爽快感が魅力の真・三國無双2の追加ディスク。単体でも充分遊べるし値段も安いので、ちょこっと三國無双の世界を味わいたい人にもお勧めできる。加えて前作をバージョンアップできるとあれば、散々遊んだ猛者にこそ有効な一本といえるだろう。
変更点は、最高難度の追加や武器アイテムが増えたことなど。スコアアタックの種目が増えたのを喜ぶ人も多いだろう。しかしゲームの根幹は依然変わりなし。これを行き詰まりと見るかシリーズの完成度の高さと見るかは人それぞれだが、僕は後者と思っている。数年にもわたり長く遊ぶことのできるのは、バランスの面でも楽しさの面でも、過不足なくできあがっている証拠である。
さて、今回から大きく扱いの変わった護衛兵だが、鍛えた彼らを使いまわせるのはちょっと嬉しい。足手まといと思うことも多いのだが、ひとりひとりに名前がついたのは大きい、思い入れが違ってくる。
以上400文字でした。
さすが人中の呂布と賛えられたというだけあって、ゲーム中でも呂布は最強を誇っております。適当に武器を振り回しているだけで敵は散り散りになるし、この人を使っていると負けるということはないんじゃないかなと思うくらい強い。虎牢関で呂布と対峙する心配もないというのも、初心者には嬉しいかも。上級者には物足りないだろうけれども。
前回までは、いくら鍛えても無双モード(ストーリーモード)がなかったもんだからどうにも乗り気じゃなかった呂布らですが、今回は彼らに無双モードを設けたというのが売りであったわけでして、非常に嬉しい。これで総勢四十一人、余すことなく楽しめるというものです(といっても、二人は無双モードないけど)。
このゲームで一番辛いのは、武将のパラメータを引き上げるという作業です。最高にまで上げないと、豪放に楽しめないところがあるのがこのゲームだと思っています。だからこそ、三國無双2のデータをそのまま流用できるところはよかった。強さも武器もアイテムもクリア状況も引き継げるので、無双モードを一から楽しむのも楽々です。
引き継げないのは武勲ポイントぐらい。これはまあぼちぼち稼いでいきますので、かまいません。レコードも引き継げないけど、これもまあいいや。
今回からは護衛兵をいじれるようになりました。見た目や個人個人の名称を変更可能。加えて、護衛兵用武器やアイテムも増えて、以前は足手まとい以外に思えなかった護衛兵を、いたわり重用する気も増したというものです。それに、以前は序盤泣きたくなるほど弱くて、どちらが護衛なんだか分からなかったような有様でしたが、今回は強化してやればどの武将でも強い護衛兵を従えることが可能。これは嬉しい。とはいえ、育ちにくくて面倒くさいし、育ちきればなんだか愛着も薄れるし…… 贅沢なことをいっています。
贅沢といえば、プレイヤーキャラを無双護衛兵として連れ歩くこともできるようになりました。死ぬときは死にますし、勝手に戦ってやがるので使いにくいと思うこともありますが、激・無双乱舞をシングルプレイ時にも出せるのはささやかながら嬉しい。使いやすいかどうかはこの際問題にはしませんけど。
この二人はあくまで神様であって三国志の登場人物ではないから、無双モードは用意されていません。まあおまけみたいなものですし、でもできれば無双モードは欲しかったような気がする。ちょっと残念。