えー、演奏会は4月8日でした。これは聞いたときに覚え損なっていたんですねえ。いけませんねえ、合わせの時に確認しなかったら、一人だけ4月6日にいってしまっているところでしたねえ、危険でした。
というわけで、演奏会の日時がわかりました。
98年4月8日(水)午後1時
於:音楽之友ホール(新大阪)
入場は無料のようです
実は、どうもよくわかってないのです、いまい自身。どういう演奏会なのかもいまいちよくわかっていない、大丈夫か、自分。不安な感じもしますが、僕にできることといえばきちんと笛を吹くことだけなので、練習に余念がないのです。
無理にとはいいません。お暇な方で、いってやってもいいと思われた方きてください。
先日、初の合わせを行いました。結果は、、、あまりよくないんですねえ。惨敗? って感じ? てなわけで、いまいとしましては焦ったわけです(今も焦っているわけです)。とりあえず途中で分解してしまうのだけは何とかしたい、と、空中分解の原因究明に乗り出したところ、何のことはない笛が下手ということだったんですねえ。きちんと吹こうと思うばっかりに、一音一音をきっちり吹くのはいいが、あまりに細部ばかりに目を向けすぎたばっかりに全体としての流れや小節のリズム感がわかりにくくなってしまっていたんです。悪い癖なんです、人間が細かくできてますもんで。
第一回目の練習はこんな感じで終わってしまい、次回に問題を持ち越すことにしました。というわけで、次回の練習では見違えるようにうまくなって、と思ってはいるんですけど、いうは易しというやつでして。
練習が終わって時間が余ったので、楽器製作室によってチェンバロ作りを見てきました、といえばなんてことはない、遊びにいっただけ何ですが、ついでに弦張りを体験してきました。
できれば、こういう音の善し悪しにかかわるところには手を触れたくないので、なんじゃかんじゃと言い逃れをしようとしたけれど、敵もさるもの、結局弦張りをすることになってしまったのです。
はしっこにわっかを作った金属の弦を、ピンに引っかけて引っぱりながらぜんまい状になるよう巻いていくんです。で、そのできたバネというかぜんまいというかを、きれいにこわさないように気を付けながら、チューニングピンに差し込み、最後にチューニングピンをチューニングハンマーで楽器に打ち込んでおしまい。でも、弦を切るんじゃないかとか、これで音が変になったらどうしようとか、いらんことをどうしても考えてしまうので、一概に簡単とばかりは言えないんですけどね。
わっかも作りました。金属弦を長く伸ばして端を万力で固定して、これもまた引っぱりながらフックを使って引っかけたところを回して小さな輪を作るんです。フックを回すわけですから、フックの太さの輪ができるわけですね。で、最後にそのねじったところがほどけないように、二三回ぐるぐると弦を巻いて固定して、余った分を切っておしまい。これはちょっと難しかった。なかなかきれいには作れないです。
こんな感じで楽しいままに一日が終わりました。心残りといえば、もっともっと練習したかったということですが、それも課題を克服してからの楽しみということでおいといて、今は次の練習に向けて練習あるのみという段階でしょうか。
でも、指が回らないんですよね。舌も回らないし。
というわけで、次回練習ではどういう目が出るのか、乞うご期待なのです。
98.3.29