家人が突然『ファイナルファンタジー』って知ってるかなどと聞いてきて、いやそりゃ知ってるさ。『ファイナルファンタジー』ったら、スクウェアの名作RPGじゃんかよ。けどなんで突然そんなこと聞くのかと思ったら、使っている携帯がP900iで『ファイナルファンタジー』がプリインストールされているのだという。で、やってみたいとのこと。みれば確かにあの懐かしの『ファイナルファンタジー』で、ルックからフィールから、間違いなく『ファイナルファンタジー』だった。
実をいうと、私がクリアしたことのある『ファイナルファンタジー』というのは第一作だけで、ファミコン時代に人から借りてプレイしたこのゲームが今は携帯電話で遊べる。すごいな、携帯電話って。ここにきて俄然携帯電話が欲しくなってしまったのだ。
『ファイナルファンタジー』を遊ぶだけなら、なにも携帯である必要はなく、プレステ版を買えばそれでいいだけの話で、しかしプレステ版は四千円と、気軽に買うにはちょっと躊躇する価格である。それにファミコンっぽさがなくなってるんじゃないかという心配もあって、よみがえってくる当時の雰囲気空気をも愛したい自分には受け付けないんじゃないかという怖れさえある。もう、なんというか、エミュレーターはいろいろそろってるんだから、DRM付きのROMイメージを売ってくれといいたい。そうしたら、私にはやりたいゲームが山とあるのに!
しかし、現実問題として、ゲームだけのために携帯電話は買えないわけで、なにしろ私は電話はせんしメールもそんなにせん。iアプリはJavaアプリなんだから、うまくすればPC上で動かせるなとも思ったけれど、これはさすがに甘いだろう。
機種交換の時期がきたら、本体ごともらうというのがいいかも知れない。そういえば、P901iには『ファイナルファンタジーII』がプリインストールなんだそうで、これはちょっとそそられるなあ。