弱い体を恨む

 私は、特に虚弱であるとか持病があるとか、そういうわけではないのだが、どうも体が弱くできているようで困る。今も頭痛がして、肩こりのせいかと思い風呂に入ってみたら、今度は吐き気までする始末だ。よくない。本当によくない。私は、この弱い体を恨む。

 どうも脳貧血のようで、睡眠が不足している朝、電車の中でこういう状態に陥ることがまれにある。ひどい顔色、立っていられなくなり、ひどくなれば吐き気がする、しまいには腹がこわれる。しかしこうしたときに頭痛があったためしはないから、症状が似ているだけで違うものなのかも知れない。

 この頭痛だが、偏頭痛というやつなのだろうか。私の場合、主に後頭部あたりに痛みが広がるのだが、リラックスしているといつの間にか痛みが消える。だがそれで状況改善というわけではなく、なにかしようとするとまた痛みが出てくる。のたうちまわるような痛さはない。けれどずうっと脳内にはびこっているのだから、どうにも我慢しがたい。しかし薬は飲みたくない。せめて原因や発生のメカニズムがわかればと思うが、医者でない身にわかるべくもない。要因や理由がわかれば、我慢することも押さえることもできると思うのだが、それができないのだからつくづくいやな体質だ。

 原因はわからないが、引き金はわかっている。遊びに出かけ、長く歩いた後、家に帰って少しすれば出る。歌舞伎を観にいったときは出なかったが、翌日の漫画のイベントでは出た。今日は友人と大阪をほっつき歩いた。歩いた時間は三時間ほどだろうか。おそらく、この歩くという行為が変調を引き起こしている。しかし一般にウォーキングは体にいいはずなのに、また、毎日通勤で歩いているというのに。だから解せない。

 全身の凝りを揉み解してもらってましになった。私の体は、相当に凝っていたらしい。直接の原因はこれだろう。整体がいいかも知れない。どこかにいい整体師はいないものだろうか。


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公開日:2005.01.22
最終更新日:2005.01.22
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