直リンの読み方について、とある掲示板上で論が争われたことがかつてあったのです。「ちょくりん」派、「じかりん」派がその持てる知識、論理、恫喝、あらゆる手段をもって争い、ついに決裂するかと思われたその時に、あたかも神の手によってあらかじめ用意されていたかのごときタイミングであらわれた「なおりん」。仇敵のごとくに争っていた両派は「なおりん」を目にした瞬間、争いあうことの愚かさを悟り、そうだこれからは「なおりん」と呼ぶぜと誓うことで、それを和解の諒解としたのです。
「なおりん」とは、この争いの絶えない悲しき世界にもたらされた、平和への祈りの別称。そう、だから私はその故事にならって、直リンを「なおりん」と呼ぼうというのです。
# ちょっと誇張してはいますが実話です。