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信号の車列の灯り渡りゆく我が足もとは淡くなりゆき 文脈を離れて一語没有(メイヨウ)の響きばかりが耳に残りぬ 一言のミスに我が身は追はれしと追ふも我なれば帰る日ぞなく 憎悪にて見し人のこと事ごとに思ひつのらば狂はぬがごと 渡る鳥は星見て飛べど束縛はされじ我が身も鳥に倣はぬ
(初出:2006年5月16日)
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