どうやらノロウィルスに感染した模様です。今、西日本ではノロウィルスが流行っていて、私の住む京都ももちろん例外ではありません。先日京都在住の漫画家がノロウィルスにやられて死地をさまよったとかいうのを聞いて、自分も気をつけないとなあと思っていた矢先のことです。症状はというと、胃腸の調子悪く、けれど嘔吐下痢には及んでいない。鼻水が出る、多少熱もあるかも知れない、という程度。軽症です。疲れすぎたり、夜更かしをしたりしなければ乗り切れるのではないかという期待が持てます。
異変に気付いたのは日曜朝のことでした。夜中に何度か変な起き方をして、こういう時は風邪の初期症状が疑われる、一応用心はしたのですが、とりわけ不調というわけでもなく、翌月曜には多少の熱っぽさを感じたため市販薬を服用、本日は胃腸薬に切り替えるといった次第。胃が荒れているのか舌先に口内炎ができて痛いんですね。
ノロウィルスというのは今のところ特効薬がないとの話で、実際知人の話によれば、子供が罹患したときに医者にかかったところ薬が出なかったというのだから、じゃあ医者にいく必要はないだろうという素人判断。これが危ないのだけど、私はどうもまだ懲りないと見えます。まあ、今の症状からすれば、よほどのことがない限り悪化することはないんじゃないかと。まあ結局は危ない素人判断なのですが。
ずいぶん前に聞いた話によると、人間は恋愛状況にあると免疫力が上がるんだとかいうそうで、ノロウィルスに抗するために恋愛状況に入るというのもありかなあ、などと馬鹿なこと考えるのはウィルスのせいでしょうか。でも試してみる価値はありそうだぞ、なんて思いながらもこればっかりは相手がいないと――、というわけで一時的な恋人を募集しています。とりあえず風邪が治るまで、せいぜい十二月中盤のイベント出演を乗り切るまでで充分です。だなんて身勝手なこというのもきっと風邪のせい。