騒音おばさん

騒音おばさんに実刑判決が下されて、再び彼女の姿をテレビ画面に見ることが多くなりました。そして、私はいつも思うのですが、あの人の布団叩きがたたき出すビート感には感嘆せざるを得ない。びしっと立ったような、タイトなビート。あれはなかなか常人に出せるものではないと思うのです。

聴けば騒音おばさんは、腱鞘炎になろうともめげずに毎日布団を叩き続けて、そしてその布団を叩いてきた多大な時間があのビート感に凝縮しているんでしょう。すごいですね。騒音おばさんの場合は、人に嫌がらせをする目的であれをやっていたわけですが、あれが、あの情熱がよりよい方向に向いていたら、なにかひとつの結果に結実したのかも知れない。惜しい、本当に惜しいと思います。あのビート感のためだけに、惜しいと思います。

腱鞘炎は身体の冷え、凝りが問題の模様。今日、少しほぐしてみました。とりあえず長期計画で見ていきたいと思います。

(初出:2006年4月22日)

コメントに対する返事(2006年4月23日)

そうなのです。腱鞘炎の疑いありなのです。なので、ギター弾く時間を減らしています。

サポーターは足首用のを両肘に装備中です(サイズの関係上、足首用のしかひじにあいませんでした)。加えて、指なしにした手袋を両手に装備中。いずれにしても、まともな格好じゃなくて笑えます。

カナダのピアニストにグレン・グールドという人がいたのですが、この人は真夏でもコート、マフラー、手袋装備という難儀な人でした。なんか、ちょっとづつグールドに近づいているような気がしてなりません。

付記

 記事に寄せられたコメントのうち、自分の書いたもののみを転載しました。


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公開日:2007.02.26
最終更新日:2007.02.26
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