なんか今日は反省ムードじゃった。
どうも私は子供の頃から分別臭いところがあって、小学校の一二年だったと思うのだけれど、友達のうちに、誕生会だったかね、でいったときに、ファンタのグレープが出たのです。その時私はなにを思ったか、自分のアレルギーによくないのでジュースではなくてお茶をくださいとお願いして、それがあんまりにちゃんとしてたものだから、しっかりしてるわと感心されたという話。
今となってみれば、こういうのは失敗だったかもなあと。ジュース飲めなかったのが失敗だったんじゃなくて、分別臭く振る舞ってきたのが失敗だと思う。若いうちにしかできない馬鹿なことや無謀、暴走、挑戦というのを、私は持ち前の分別臭ささで全部見送ってきて、今となって、若いうちにやっときゃよかったって後悔してる。
まあ、取り返せない青春の思い出ってやつさあ。とにかく私は、幼いころから堅物で、それでやれんかったことが悔いになってる。しかし、今より子供の頃の方が堅物って一体なんだい。ほんと、分別臭いってのは損をするってことだと思う。
(初出:2006年8月13日)
歳いってもたいがいな人というのもいますけどね。ま、落ち着きなさいよ、みたいな感じの人。
さて、私はどうもつかみにくい人格みたいですか。うん、かも知れませんね。地上に降りた最後の天使みたいな、そんな人間ですから。いや、むしろラッパを吹き鳴らすやつかも。
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