風邪を引いてしまったようだ。兆候は昨日から出ていた。鼻の奥が腫れたようになっていたこと、そして鼻水が止まらなかったこと、この二点だ。鼻水が止まらなくなったのは、寒風吹きすさぶサーバルームに長時間いたのが悪いとは思うのだが、しかし寒さが風邪を悪化させることはあっても、健康な人間に風邪を引かせることはあり得ない。だから、遅かれ早かれ風邪を引くことは決まっていたのだろう。
鼻水は鼻水でも、水様性ではなく、膿んだようになっているから、おそらく鼻周辺に細菌感染が見られるのだろう。若干の肩凝り様の重さが見られ、そしてわずかに頭が痛い。熱はそれほど高くはないが確かに有ると思われる。
医者にはかからず、寝て治すことにする。おそらく明日明後日には治っているだろうと思う。
一日経って鼻水が収まって、多少は出るのだけれども、比較にならないほど軽微になったので、峠は越したのだろうと判断した。おそらくこの度の風邪は、鼻が細菌感染したのが原因で、そして洟がおさまったということは、細菌の駆除があらかたおさまったということなのだろう。実際今日は洟も出ず、頭痛もせず、おそらくは熱も出ていなかった。多少のだるさはあったが、昨日に比べてもずっと楽だった。だから明日には日常に復帰可能だろう。
つくづく、長引かない風邪でよかったと思う。それでも、月末のこの時期に二日間を寝て過ごしたのはちょっとした損害で、課題提出の近いペン習字、期限間近にして練習ができなかったのは正直つらい。他にも、やりたくてできなかったことはいくつもあって、つくづく健康というものは大切であると思った。
二日寝込んで、もう大丈夫、治ったろうと思って出勤したわけであるが、その判断はいささか速すぎたようだ。実は、昨日まで痛くなかったはずののどが痛かった。細菌感染の部位が移動しているというのだろうか。洟は確かにずいぶんおさまって、完治とまではいわないものの、ほとんど治ったようなものであるが、かわりにのどの風邪となっては意味がない。
現在の症状は、主にのどの痛み、そしておそらく微熱もあった。一日中熱が出ているというようなことはないようだが、だるさ、肩凝り、多少の熱っぽさが時に感じられる。疲れた時などに意識されて、だから休めばおさまるのかも知れない。ということは、休まないかぎり続くということだろう。
大事を取って、一日休みをとった。つまり明日だ。明日を体調改善の日としたい。
症状についてだけいえば、もう健康といっていいのだと思う。現在の症状は、のどの痛み、肩の凝りといったところで、地味につらいが、生活を送るにあたっては問題とならないという程度にまで軽減されている。とはいっても、まったくの健康体ではないのだから、無理はしないにこしたことはない。とのことから本日は休みをとって、午前中の涼しい間を寝て過ごした。今日の京都は、日中でも日差しさえ避ければ涼しくて過ごしやすかった。午後もゆっくりできたと思うが、夜にちょっといろいろ書くことがあって、あんまり休めている気がしない。まいったな。
のどの痛みはまだ消えていない。おそらく、数日は続くのではないかと思う。のどが痛いと声が出ず、歌えなくなるのがつらい。だから日頃から気を使っているつもりなのだが、それでもこれだ。記録を見れば結構風邪を引いている。よくないなと、自分ながら思う。
当初は鼻風邪に始まり、のどの痛みに移行した体調不良であるが、2008年7月31日現在においては、のどの痛みも取れ、また体調も戻りつつあって、いよいよ回復といっていい状況であると思われる。実際、日常に復帰し、本調子ではないが日々の雑務をこなしている。食欲も落ちていないから、あと数日もすれば完全に回復することだろう。
ただ、最後にのどにきたのが問題であったか、歌うと声がかすれる、徐々に声が出なくなるというのは問題で、それに体力も落ちているのだろう、声から張りが失われてしまっている。これも結局は、歌いながらならし、回復を待つしかないのだろう。体力が戻れば、声も出るようになるはずだ。だから、ともかくは休養と回復に努める、それしかないのだろうと思う。