クラシックギターのフォーラムの管理人を、なんでかわからないけれど何年もやっていたのだけれども、正直自分が管理をすることがふさわしいとは思えずにいました。だって、私はクラシックを志向していないし、そうなれば当然、そのフォーラムが提供しているものを、まったくといっていいほど利用しないわけで、つまり利用者でない私に、うまくその場を管理することなんてできるわけがない。話題を提供することもなく、提供された話題にのっかることもなく、ここ数ヶ月はというと、ただ機械的にSPAM投稿をはじくばかりになっていました。
このままずるずると管理人を続ければ、フォーラムにとっての不利益、停滞をきっと生じさせてしまう。そのように考え、管理人を辞することにしました。フォーラム管理に注ぐエネルギーがなくなってしまいました。その旨、オーナー(サイトの本当の管理者)に告げて、私の首を切るようにとお願いしました。
フォーラムの管理は2004年からやってたみたい。そのサイトには2003年から関わっていたみたい。こうして振り返ってみると、短いね。けど、感覚的にはそれ以上にずっと長いと思われて、その間には面白いことも、楽しいことももちろんあったのだけれど、でもだからといって迷惑はかけられません。特にこのところの、やるべきことも遂行できずにいる、当然期待にも応えられずにいる私に価値があるとは思われない。だから、辞去が正解なのだろうと思っています。
フォーラムのことを考えれば、もっと早く決断すべきだった、そのように思います。フォーラムの利用者にとってなにが利益となるかを考え、動ける、そういう人が管理者であれば、日本語フォーラムはもっと活況を呈していたろうと思う。だから私は結局いたずらに停滞を引き起こしていただけなんだ。
振り返ると、惜しくもある場所です。だから私は振り返らずに去りたいと思います。得たものは大きかったな。