私に親しい人の中には聞いたこともあるという人もいるだろうけれど、私は自分の脳がおかしいのではないかと、そういう疑惑を持っています。「脳がと」書いたのは、それがストレスやなにか抑圧によって精神に発生するものではなく、脳の器質的な要因に発する障碍だからです。そして私はかなりの確信で、この疑いは事実であると思っていて、ただこれまでの生活にダイレクトに困ることもなかったことから、ずるずると今までそのままにしてきた。今はそういう状況です。
自分は非常に困ったことに、人間としてはきわめて中途半端であるにも関わらず、中途半端な状態というのが嫌いです。なんか気持ち悪い。白黒はっきりさせたい。そういう気持ちは波のように高まり引くのですが、今はそれが高まっている時期であるようで、またひと月ほど前だったか、その障碍を専門とする研究所ができたという話も聞いていたから、今こそ受ける時期であろうと判断し、今日、そのための電話をしました。
とりあえずは医療機関ではないので、相談だけ。けれど、ある程度の道筋を付けることは可能でしょう。その疑いが濃厚であって、私がそれを望むのであれば、専門医への紹介を得ることもできるかと思います。そして、できれば、診断名が欲しい。たとえ自分の思い描いている結果でないとしても、自分の状況に対するある程度はっきりした判断が欲しい。そのように思っています。
とりあえず来週に再度連絡し、おそらく相談は再来週でしょう。なお、相談には初回で五千円、それ以降は三千円かかるそうです。思ったより高いな! けど仕方がない。専門家を動員するということはそういうことですから。
というわけで、また来週(というか再来週?)。
(初出:2007年9月26日)