当論文は学部の卒業論文として作成されたものである。しかし内容的にはアカデミックというにはほど遠く、参照する価値はといえばほとんどない。しかしあえてこれをこうして掲載するのは、このような、以前誰かが言い、著してきたものを切って貼ったようなものでも、何らかの役に立つかもしれないという期待と、論文やレポートを作成しようという学生が我がふりを見ることによって、彼らのこれからの道行きに少しでも役立つ教訓を得てもらいたいという希望もある。
なお、この論文に対する口頭試問でのおおむねの評価は、読んでつまらないというものだった。自分でもそう思う。