究極のギター練習帳を買ってきた

 ギターをもっと真面目に練習しよう。そう、エレキギターをさ! と思ったものだから、それにはよい教本が必要だ。といったわけで、一冊買ってみた。選んだのは『みるみる上達! 究極のギター練習帳』。『演奏能力開発エクササイズ エレクトリック・ギター』にするかどうかで迷ったのだが、店にいって『究極』に決めた。理由は簡単だ。その店に『演奏能力開発エクササイズ』が在庫していなかったからだ。だから、まずは『究極』に取り組んで、それが一段落したら、『演奏能力開発』もやるか、あるいは『究極 実践篇』に進むか、それを選ぼうと思う。

 『究極』は、名前こそは大げさなのだが、事前に想像していた以上にストイックで、そして親切で、こりゃいい本だと思った。本の見開き左ページに楽譜、右側には練習の目標、解説やアドバイスなど、とにかく丁寧で親切で、独習しようという人にもとてもいい。つまり、それは私のことなんだが。なにしろ、まわりでギターやらベースやらやってる人間がいなくてね、だから、とにかく自分でなんとかしないといけなくて、ほんと、こういう教本はありがたいと思うよ。

 CDがついてくる。DVDじゃないんだ、と思ったのは内緒。いやね、『演奏能力開発エクササイズ アコースティック・ギター』についてきたのはDVDだったんだ。それは、もう、本当に素晴しいDVDで、押弦をする左手、ピッキングをする右手、それぞれを映してくれていて、すごく勉強になった。だから、なんでエレキギター版はCDなんだろうって思っていたんだが、いやいや、話を『究極』に戻すけれど、そのCDはやはりよく工夫されていて、DVDとは違うよさがあった。

 まずは、著者宮脇俊郎による模範演奏。そしてギター抜きのバッキングが続いて、できたらバッキングは独立したトラックにして欲しかったけれど、まあいいか、自分がどれだけできてないか確認しながらやるのがいいさ。しかし、CD聴いて、こんな風にできるといいなと思うか、こ、こりゃ無理なんじゃないかと思うか、それでずいぶん違ってくるように思うが、私はどちらかというと後者だな。いや、ほんと、シンプルでとりわけ苦労しなくともできそうなフレーズもあるんだけど、正直こりゃかなわんと思うものもたくさんあって、しかしそうした苦労をするというのも楽しそうではあるな。そんな風にも思って、結構やる気になってる。

 とりあえず、今の目標は、スラップだ。以前、バックでリズムを作っているギターがかっこいいなと思っていて、しかしそれがどうやったらできるのか、エフェクターかなんかなのか? 全然わからないでいたのだが、それがここにきて氷解。スラップか! スラップってベースだけの技法じゃなかったんだ! 俄然やる気がでたってわけだ。

 どれくらいのペースで進んでいけるかはわからないが、少しずつでも進めていこう。


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公開日:2009.05.09
最終更新日:2009.05.09
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