D. カスタム S 定点観測:三十三ヶ月目

 弾く時間が減ったら覿面に鳴らなくなって焦ったD. カスタム S。あんまりにやばいと思ったものだから、この二週ほどはD. カスタムを弾くように心がけていた。とはいえ、時間がなかったり体力がなかったりで、毎日数時間弾くというような、それこそ昔のような弾き方はできず、衰えたのかなんなのか。しかし、こうして再び弾くようになったD. カスタムの鳴りはどのように変わったか。

復活した

 鳴らないといっても楽器が駄目になったわけではない。ほどなくして響きが取り戻されてきて、よかった、とりあえずは一安心だ。

 楽器が鳴るようになってきたのはいいとして、自分の指の方がむしろ問題ではないかという思いもする。というのはね、以前やっていた練習パターンをきっちりやってみたら、指がもたなくなっていて、右指はなんとでもなるのだが、問題は左手。弦を押さえる指先が痛い。D. カスタムを弾く時間が減ったとはいえ、ギター自体は弾いていたのに、それでも指は衰えるのだなあ。ナイロン弦は想像以上に負担が少ないとみえる。

 フラメンコギターを練習しはじめて、弾き方が少しアグレッシブになったと感じている。強め強めに、勢いよく弾く癖をつけようとしているからだろうが、それがD. カスタムでもよい方向に影響しているようで、やはりギターはおとなしく弾くばかりでは駄目なのだな。力任せに弾くのも違う。けれど弱く弾いていては出ない音は確実にあって、それはつまりは勢いなのか? とにかく鳴るポイントはある。それを的確に捉えられるようになったらよさそうね。


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公開日:2007.08.19
最終更新日:2007.08.19
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