録画してみた

 YouTubeとJASRACとの著作権料支払いに関する話し合いがようやく決着した。これにより、JASRAC管理楽曲を、合法的に、YouTubeにアップロードできるようになったわけだ。なおこれは、PVやテレビ番組をアップロードしてもいいという話ではない。あくまでも、自分が歌い、演奏するものに関してのみ適用される話だ。

 実は私はこの日を待っていたのだ。正直あの団体に関しては思うところも多々あるが、しかし著作権を守ることの大切さはわかっているつもりだ。なので私は、パブリックドメインでない著作物を録音することは考えてこなかった。しかしそれがこの度の包括契約によって可能となった。これは少し興奮する出来事だよ。実際、ビデオカメラを調達して、YouTubeに自演を公開したいとさえ思っているくらいだ。

 こういうことをいっていたら、職場の、隣の席に座っている人が、動画も撮れるデジカメを貸して下さったのだ。それはCasioEX-V8。小ぶりながらも、長時間録画が可能、音声はステレオ収録、とりあえずYouTubeに公開する目的なら、充分な機能を持っていると思われる。また新品で2万円弱という価格はコストパフォーマンスに優れている。そういう触れ込みであったのだね。

 借りたカメラで、昼休み、軽く撮影してみた。実際、これはテストである。どれくらい撮れるのか、音声はどんな感じに入るのか。そしてその結果は、反省ばっかりだ!

 反省点は主に以下の3点。

  1. 頭振りすぎ。もっとおちつけ。
  2. あっちこっち見過ぎ。録画の際には、それとなく正面を見ながら、カメラは正面から外すようにしたほうがよさそうだ。というか、視線を隠すためにサングラスを導入することを本気で考える。
  3. テンポ揺らしすぎ。思った以上に一定してない。表現する気持ちは押さえ気味にして、テンポは安定させないと聞きづらい。

 それにしても、録画はいろいろ勉強になる。客観的に自分を見直すきっかけになるから、YouTubeどうこう関係なしに、動画の撮影できるカメラは買うべきかも知れないな。


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公開日:2008.10.28
最終更新日:2008.10.28
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