flickrは便利さ。なにが便利かというと、共有の便利、データ確保の便利、それらもあるのですが、なにが便利といっても、レタッチ不要になるというところなのではないかな。いや、そりゃあんただけだろうって話もあります。実際にいわれてますし。けれど、写真の撮ったままを、レタッチなし、トリミングなし、リサイズなしで公開している私にはflickrは極めて便利なプラットフォームなのであります。
レタッチとトリミングはflickr関係ないだろうといわれればまさしくその通り。全然関係ありませんな。特にレタッチに関してはGR DIGITALの範疇かと思います。露出やらいろいろ気を使って撮ってやると、特にレタッチは必要ないかなというのがGR DIGITALを使ってみての感触です。私は以前からレタッチはできるだけしない、やってもレベル補正かトーンカーブ程度に押さえていたのですが、GR DIGITALはそのレベル補正も必要ない。いいカメラだなあ、そんな風に感じています。
でもって、そのGR DIGITALの3264 * 2448というサイズですが、私はせっかくならと最高画質で撮っているわけで、もちろんこれをこのままWebで公開するというのは非現実的といわざるを得ません。だからリサイズする必要があるというわけなのですが、flickrだとこの作業が必要ない。1024 * 768のラージサイズ。500 * 375のミディアムサイズ。240 * 180のスモールサイズ。そして100 * 75のサムネイルと75 * 75のスクエア。とにかく面倒なリサイズがアップロードするだけで完了してしまう。便利だ。いや、本当にそう思います。
写真の整理に関しても、Exifに基づいて整理される撮った日順、アップロードした日の順で写真を見ることができるから、これは非常に便利。ともかく、大量の写真を何枚ものCD-Rに入れて、後から探す苦労を思ったら、flickrにあずけたほうが絶対楽。人に見せたくない写真はプライベート設定にしてやればいいし、こうすればハードディスクもその他メディアも必要ではなくなるし、とにかく便利だなと。
そんなわけで、私はイタリアに行ったときの写真をことごとくflickrにアップロードしたいと思っています。けれどそれには全部をスキャンする必要があって、スキャンには埃の除去なんてのもセットになってくるから、面倒くささの桁が違う。埃を自動で検知して消してくれるフィルムスキャナが欲しいななんて思いますが、けどそんなに予算が組めるわけではないから、銀塩時代の写真がflickrに登場する日はなかなかこなさそうに思います。
あああ、残念だ、残念だ。