2005年がこととねにおけるweb拍手年なら2006年はこととねにおけるクリエイティブ・コモンズ年です。2006年1月1日をもって全文書にクリエイティブ・コモンズのライセンスを適用して、これまで沈黙を守ってきた分を埋め合わせるがごとくにクリエイティブ・コモンズに熱を上げています。
というようなことは、以前、だいぶ前、オーディオファイルをクリエイティブ・コモンズ・ライセンス下で公開したときにいっていたことでありまして、そして今、遅まきながら写真もクリエイティブ・コモンズ・ライセンス下で公開しようという運びになったのです。といいましてもね、以前、写真に対してもそうだといってたじゃありませんか。と、その時いっていた写真というのはこととね以下にて公開しているものでありまして、今いっているものはというと、これから公開しようという写真なのです。つまり、GR DIGITALで撮る写真といっていいかと思います。
私は写真を公開するならここで、と思っていた場所がありまして、それはどこかといいますとflickrでした。なぜかというと、この参加者間で写真を共有しようという場においては、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの選択が可能なのです。クリエイティブ・コモンズのライセンスが選べるようになっていて、デフォルトこそはAll rights reservedであるものの、多様なクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの組み合わせから好みのものを選択して公開することもできるのです。
私の選んだのは、もちろん帰属 - 同一条件許諾です。
flickrの便利なのは、デジタルカメラを使って写真を撮ったときに保存されるExif情報を自動で読み取ってくれるというところだと思います。写真はその写りこそが重要ですが、写真を撮る人間にとってはシャッタースピードや絞り量なんかも気になるものでして、だからカメラのカタログでもハイエンド商品になればちゃんとそうした情報が書かれているものです。私もできればそういうのを書きたいものですが、でも面倒くさいですよね……、と思っていたらflickrはその面倒な作業を自動でやってくれる。便利! いやあ、本当にありがたいものだと思いましたよ。
というわけで、さらに手広く活動を広げる私でありますが、こんなことをしていていつか破綻するんじゃないかなという心配は置いておいて、flickrでの活動もがんばっていきたいと思います。そんなわけで、よろしくお願いいたします。