前回は光回線のダウンロード速度についての感想でしたが、今回はアップロードについて書いてみようと思います。
私がアップロードするデータといえば、主にHTMLドキュメントで、そしてflickrに公開する写真といったところです。ADSLから光に変わって一番変わるのはこのアップロード、とりわけ写真のアップロードなんではないかという予想があったのですが、けれど想像以上にアップロードの速度があがったという感じはなかったというのが正直なところです。
考えられる要因はいくつかあると思います。まず、flickrのサービスがアメリカにおいて展開されているということ。flickrはもちろん全世界を対象にするサービスではありますが、現在の本拠地はアメリカでしょう。おそらくはその距離が関係しているのではないかと、そんな風に予想しています。
ADSLと違いFTTHは上りの速度も速いといいますから、それこそ数メガのファイルがあっという間にダウンロードされるように、一枚あたり3メガある写真が、驚くような速度でアップロードされんじゃないかと思っていたんですね。ところがやっぱり十数秒から数十秒は待たされる感じでして、けれどこれはADSL時代から考えれば比較にならないほどの高速であるのですが、だとしたらやっぱり期待が大きすぎたのだと思います。10Mbpsの回線で3MBのファイルをアップロードするなら、3秒くらいで済みそうに思うんですが、けれどこれはあくまでも理屈であって、現実にはそう甘くはないってことなのでしょう。
なので、一度、国内のサーバに対してアップロードを試してみるのがいいかも知れませんね。もしこれで速度が段違いというのなら、経路の問題であるということがはっきりするんじゃないかと思います。
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