私はおわびせんといけません。昨日、こんなこといってました。
私、日本のウェブスペースやホスティングサービスで、Python使用可を謳っているところを知りません。もしかしたらあるのかも知れませんが、でも大抵はPerlで、あとPHPとかASPくらいか。UNIX/Linux系のサーバならPythonがインストールされていて使えたりするところもあるのかも知れないけれど、でも多分ないっすよ。
これですね、調べてみたら、結構あるみたいなんですよ。さらに昨日、多分日本でsitemap_gen.pyを使っている人というのはほとんどいないんじゃないかと思いますな
んてだなんていってましたけど、これも間違いですよ。使ってる人、ちゃんといるんですよね。
遅ればせながら、sitemap_gen.pyをキーワードとして検索してみたのですよ。そうしたら533件のページがヒット。そこから日本語ページに絞ると、なんと充実の141件ですよ! 私はGoogleサイトマップは日本語版がリリースされるまで無視していたのですが、英語版しかなかったときにsitemap_gen.pyの使い方を翻訳された方がいらっしゃるかと思えば、xreaでsitemap_gen.pyを使うための設定を解説していらっしゃる方、さくらインターネットでの設定を公開されていらっしゃる方、もう頭が下がりましたよ。
sitemap_gen.pyはSourceForge.netで公開中、ということで、私も早速ダウンロードしてみて、中をのぞいてみました。
Pythonはインタプリタ型のスクリプト言語で、PerlやRubyの、最近ではなでしこなんかの仲間といっていいと思います。プログラムが書かれたテキスト書類を実行プログラムに渡して、テキスト書類に書かれた命令をそのつど読んで解釈しながら実行するという、そういうタイプの言語です。
なので、ダウンロードして手に入るのはテキストファイルばっかりで、当然ながらサイズも非常に小さいです。
sitemap_gen.pyを読んでみて、非常にしっかりちゃんとオブジェクト指向的に書かれたスクリプトで、勉強にはなるけど敷居は高いなあ。スクリプト中にはOSを判別しているような部分もあって、どうやらWindows系サーバでも使用可能のようです。
私の使っているサーバはWindows+IISという、ちょっと私好みではない仕様なのですが、もしこれにPythonの実行環境が載っていれば、このツールも使えるんじゃないかと、そんな気がします。TelnetとかSSHは使えませんが、要はPythonにconfig.xmlのパスを渡してやればいいだけの話ですから、標準入力を使わずスクリプト中に直書きして、作業終了とエラー表示をブラウザで表示できるようなCGIにしてやれば、充分いけるよなあ。とそんなことを思ったりしたのですが、そこまでしてこのツールを使おうとは思わないです。
もし私がやるとしたら、ローカルのファイルを見て、それをXMLだかテキストファイルだかに整形して保存するようなスクリプトを作ると思います。どうせやるんだったら、RSSにするという手もあるかなあ。RSSをGoogleに渡しつつ、RSSリーダーを使っているユーザーにも便利を提供できる。この場合は、更新履歴を使ってやればいい感じかも知れませんね。