もう何週間も前になるのかな、新しいセキュリティアップデートが出ていることには気がついておりました。QuickTimeのアップデートとOSのセキュリティアップデート。新しく見つかった脆弱性に対処すべく用意されたこれらは、もちろんその脆弱性を突いて攻撃を仕掛けられるようなことのないように、なるたけはやく当ててやる必要があるものです。ですが私はどうもそのへんが駄目で、ずるずると今の今まで先延ばしにしてきてしまった。なぜかというと、セキュリティアップデートをおこなうことでシステムに不具合が出たら大変だと思っているから。基本的に機能拡張をしないデフォルト主義である私ですから、不具合の出る可能性はないに等しいとは思っているのですが、それでも万が一ということがある。その万が一が起こったら、システムの復旧やらなんかで時間がかかる、それが煩わしいということで、よほど気持ちや時間に余裕のないときでないとアップデートをしないのですね。
さて、今日はどうも気持ちに余裕があったようです。アップデートをしたのでした。いつもの手順、ディスクのチェックして、周辺機器全部外して再起動して、それでアップデート。これだけやればまあ問題は出ないですね。いや、やらなくても出ないような気もしますが、まあそれは実際のところわからんので、気の持ちようということで諒解しておくのがいいのだと思います。
今現在、こうして更新しているところからしても、アップデートによる問題発生は皆無ということで、一安心。ですが、本当のところをいうと、脆弱性発見からアップデートまでのタイムラグを突いた攻撃を受けやすい状況にあったというのは事実ですから、あんまり褒められた態度ではないんですね。慎重を期している風に見せているけれど、実際はその逆です。鍵が攻略されてしまっているのを知っていながら、面倒くさがって対処しないというのですから、この危機意識のなさは問題です。次回からは、本当にちゃんと出たらすぐアップデートするようにしないといけないと思います。
< 10.4.9にアップデート OS Xの知らなかった機能 >