久々のiBook G4です。iMacを購入して、iBook G4は前線を退いたのですが、けれどまったく使わなくなったわけではなく、最近ではもっぱら母の写真の整理や調べもので活躍しています。調べものというのは、つまりインターネットに接続するわけですが、これまではLANケーブルを使っていて、まあそれでも特段問題はなかったのですが、せっかく無線LANアクセスポイントがやってきたのだから、iBookも無線でネットに繋がった方が便利だろう。とのことから、無線LANに参加できるようにしたのでした。
しかし、今ここでAirMac Extreme Cardを導入するというのはちょっと困難です。もうとっくの昔に製造終了してるし、となると中古で探すとかしかない。でも、そんなに簡単に見付かりそうにないし、もし見付かっても今さら古い機種に投資したいとは思わない。ということで、というか最初に目論見があったわけなのですが、手持ちの機器でなんとかすることにしました。以前、ニンテンドーDSをネットに接続するために買ったWi-Fi USB アダプタ 2、すなわちPLANEX Wi-Fi USBアダプタ GW-US54Mini2がMacintoshに対応していることを知っていたのですね。
ドライバがないので、ダウンロードページからダウンロードしました。readme.txtに従いRT71W_Planex-Tiger.pkgを実行。再起動すれば無線LANの設定ユーティリティが起動してくるので、SSIDを指定、パスワードを入力すれば確かにちゃんと繋がります。システム環境設定でネットワークをこのUSB機器を経由するよう設定してやれば、インターネットにも出ていけました。けれど、再起動するたびに設定が飛ぶんですね。というわけで、試行錯誤して、タブを切り替えてそこで接続の設定を作ってやらないといけないことを理解。そのようにしてやれば、とりあえず自分のアカウントでは無線でネットに繋がるようになりました。
その後、母のアカウントで試すのですが、これがどうもうまくない。ユーティリティを起動して設定を追加してやるのですが、どうもそれだけでは駄目らしく、これ、ユーティリティは設定を作成するだけじゃなく、毎回保存されている設定をもとにアダプタを設定しネットワークに接続する、そんな仕事も担ってるんですね。というわけで、ログイン項目にユーティリティを登録して、ログインごとに起動するようにしてやります。
こうして母のアカウントでも無線LANが利用できるようになりました。ちょっと手間取ったりして、これはコンピュータが苦手という人には手強い作業かもなと思ったのですが、説明書なしでなんとかなるのですから、ちゃんとマニュアルに従えば問題ないでしょう。以上、iBook G4、無線LAN導入の顛末でした。