ほんとは前回にスキャナのことを書くつもりだったのだけど、思わずiPod miniのことを突っ込んでしまったせいで、順番がよく分からなくなった。まあいいか、周辺機器の流れということにしておこう……。
さて、今回はOS X 10.3環境におけるスキャナについてお話しましょう。
iBook G4を購入して二月たって、ようやくスキャナを繋いでみる気になったのでした。普通の人は新端末を手に入れたら、その日のうちとはいわなくとも数日数週間のうちに動作検証をするのでしょうが、そのへん僕は普通じゃないというか、気が長くできているようです。
この待ち時間にはまったく意味がないわけでもなく、新しく出た機種、新しく出たOSにドライバ等が対応するまでの時間も見ていたりしていまして、それだけにプリンタにしてもスキャナにしてもきっと問題なくつながるものという確信めいたものがありまして、こうした性格のおかげか長く機械もので問題にぶつかったことはありませんでした。おそらく今回もそうだろうと思っていました。
スキャナを使おうと思ったのは、正月のおみくじで半吉という非常に面白いものを引いてしまったことからです。半吉は吉と末吉の間に位置するものらしく、微妙に中途半端な感じもしますが、内容はむしろ喜ばしいものでありました。なので、こいつは保存しておこうとスキャナを持ち出してきたのです。
所有のスキャナはEPSONのGT-9700Fという、分不相応に高級な機種。フィルムスキャンをしたかったけれど、フラットベッドも欲しいとなればこれくらいしか選択肢がなかったのです。
スキャナをiBook G4につなげても、それだけではどうも使えないみたいではありませんか。なのでEPSONサイトに探しに行ってみれば、OS X対応のドライバを公開されていました。これは祝着とダウンロードしてインストールして、さあいざスキャナを繋いでみれば、これは困りました、スキャナが見つからないというダイアログが出ます。ドライバのインストールに失敗したかと思い、一度アンインストールしてもっぺんインストール(こういう作業は一番嫌いです、OSいためそうで)してみたのですが、どうも駄目なようです。
何度かチャレンジを繰り返した末、もうこれはあきらめてしまおうということになりました。おみくじのスキャニングは、旧iBookですればいいのです。ここに来て、旧機の再び活躍できる場が現れたのです。こんなに嬉しいこともないではありませんか(いや、いややっぱ嬉しいわけないよな)。
しかし、なぜスキャナが使えなかったのでしょうか。その答えはドライバのRead meに書かれていました。
GT-9700Fをご使用のお客様はUSB2.0接続の環境ではご使用になれません。 ご了承下さい。
うう、正直了承したくないなあ。確かにiBook G4はUSB2.0をつんでいるので、iBook G4で使いたいならFireWireで繋ぐべきなんでしょう。けど、だとすればケーブル買わないといけない。まあ高いものじゃないから買ってくればいいんですが、それに転送速度が上がるからスキャン効率が上がるかも知れないという期待もあるのですが、もうすでにドライバをアンインストールしてしまっているので今回は見送りです。
ああ、やっぱり書くことがもうないよ。
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